電子図書館ホームページ>現代農業>現代農業用語集>野菜・花 根上がり育苗(ねあがりいくびょう) † 根が土の上にのぞくように、プラグ苗などをポットの床土の上に乗せる程度の仮植をする方法。こうすると、ポットにかん水するたびに、上に飛び出した部分の土が流れ、根が洗われ出てくる。山形県村山市のスイカ農家、門脇栄悦さんが考えだした方法。 ねらいは、不定根を出させず、種子根である直下根をなるべく深く土の中へ入れること。不定根とは、本来根の出る茎元からでなく、土に埋まった茎の部分のどこからでも出る根のこと。不定根が多いと定植しても活着がよく初期生育も旺盛になるが、上根になりやすく途中で病気や天気に負けやすい、というのが門脇さんの見方。不定根を出させず、浅根植物といわれるスイカ・メロンなどのウリ類の根を深く張らせることができるのが、根上がり育苗の醍醐味といえる。同様の理屈で、浅植えすることを「根上が
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