シンポジウム 農業と発電のハイブリッド化「ソーラーシェアリング」 農地にソーラーパネルを設置して、農作物を栽培しながら発電も行う。太陽の恵を最大限に活用した農業と発電のハイブリッド「ソーラーシェアリング」が注目を集めています。 2013年4月には農水省から「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱いについて」のガイドラインが公表され、ソーラーパネル架台支柱に係る一時転用許可等の許可条件を満たせばソーラーシェアリングが認められることとなりました。FIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)の利用による安定収入の確保、経済性向上による後継者・耕作放棄地問題の解消等、ソーラーシェアリングに期待される役割は大きい反面、農作物への影響など実践事例はまだまだ少ない状況にあります。 そこで、ソーラーシェアリングの最新動向について、取組事例のご紹介や研究サイドからの情報