『官僚に学ぶ読書術』(久保田崇著、マイナビ新書)の著者は、元内閣府参事官補佐で、現在は岩手県陸前高田市副市長を務める人物。つまり本書では、キャリア官僚としての多忙な日常のなかで身につけた、独自の読書術や速読術などが明かされているわけです。 各章ごとに多くの書籍が紹介されていますが、そのジャンルは歴史、伝記、国際政治、精神世界、NPO、自己啓発、災害・復興、地方再生、ビジネスなど多種多様。そんなこともあり、読むべき未知の書籍を見つけるためにも有効な内容だといえるでしょう。きょうは第七章「官僚の速読術」から、いくつかを引き出してみたいと思います。 多読か精読か 本を速く読むために重要なのは、多読と精読を組み合わせること。それは多読によって精読すべき本をスクリーニングするという感覚で、具体的には本を次の3つに分類しようと著者は促しています。(188ページより) A:最初から最後まで読む本(精読す
「“大企業に勤めれば一生安泰”という時代は終わった」「これからは会社に頼らずに生きていける人が必要とされる時代」といったことが、近年あちこちで言われるようになりました。 こんな声を聞くと、よほど自信のある人でない限り「俺、大丈夫かな?」と不安を感じるものですが、20代、30代ならまだしも、会社生活に慣れきった40代ともなると「“会社に頼らないで働く”といっても、どうすればいいのかわからない…」というのが正直なところかもしれません。 『40歳からの会社に頼らない働き方』(柳川範之/著、筑摩書房/刊)はそんな人のために、「会社に頼らない働き方」とはどんな働き方か、そのためにはどんなことをすればいいかを解説しています。 今回はその中から、「会社に頼らない働き方」をするために今からやっておくべきことを紹介します。 ■まずは将来に備えてシミュレーションする 「2年後にクビになったとしたら、その時自分
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