ジョブズは「会議に必要ない人」を退場させた スティーブ・ジョブズは会議の冒頭で、その会議に必要ないと判断した相手を退場させていました。当事者意識を持ち、主体的に参加できる人だけを選抜していたからこそ、緊張感のある、生産性の高い会議ができていたのでしょう。 思い返せば、ジョブズほど当事者意識の高いリーダーを見たことがありません。一年に一度開催されるリーダー会議でも、必ず前日から会場に詰め、自らセットアップとリハーサルに励んでいたものです。 この姿勢は講演会でも同じでした。ジョブズが2005年、有楽町で講演したときのこと。前日のリハーサルでは、3時間にわたって「私はこう感じる。みんなはどうだ?」「私はこの資料を1ページ前にもっていきたい。全体の流れに影響はあるか?」などと、主語を“I”にし、積極的に意見を伝えていたのです。 ジョブズほどの人であれば、資料の作成からリハーサルまですべて部下に任せ
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