「こういったときは、着実にできることからタスクを仕切り直すこと。ホームランからヒット狙いに気持ちを切り替えれば、意外に事はスムーズに運びます」 一方、気が散ったり、物事に飽きを感じたときは「制限時間」を設けるのが効果的だという。 「先を決めれば段取りよく仕事を進めるようになり、目的に向かいモチベーションも高まります。その際は、一度に100のことをするのではなく2回に分けて50ずつ片付けるなど、細切れに行うのもポイント。一気呵成に物事を進めるのではなく、目標を早めに立てたうえで、休憩も挟みコツコツとやっていくほうがやる気は維持でき、効率的なのです」 また、学んだ内容が身につかない場合。物覚えが悪いとやる気も損なわれる。 「これは、脳への入力が正しく行われていないから。人の話を聞いたりテキストを読んだら、その内容を口に出すことをお勧めします。音読して耳から情報を再入力することで、記憶の定着率は