野球をより魅力的なスポーツにするため、試合時間を短縮して競技の普及につなげていこうと、WBSC=世界野球ソフトボール連盟は、東京オリンピック以降に開く一部の国際大会を7イニング制で行うことを決めました。 国内のプロ野球や高校野球などのアマチュア野球には影響はなく、来年の東京オリンピックやオリンピック予選を兼ねて、ことし11月に日本などで開かれる国際大会「プレミア12」、それに再来年に開催される予定のWBC=「ワールド・ベースボール・クラシック」は、従来のまま9イニングで行います。 野球は来年の東京オリンピックで復活しますが、次のパリ大会以降、継続して行われるかは不透明で、世界野球ソフトボール連盟は、競技の普及を世界に広げようと、試合時間の短縮に取り組んでいて、フラッカーリ会長は7イニング制の一部導入について「この変更は、野球が若い世代にとってより魅力的なものになる」とコメントしています。