千葉県大多喜町の水田から、戦時中の戦闘機に搭載されていたとみられる機関銃などが見つかりました。この付近では終戦の当日、旧日本軍の主力戦闘機のゼロ戦が墜落したという目撃証言が残されていて、専門家は、このゼロ戦の部品の可能性が高く、貴重な発見だとしています。 大多喜町の水田では複数の近所の人たちが、終戦の当日にゼロ戦が墜落するのを目撃する証言が残されていました。 その場所を探す活動を続けている幸治昌秀さん(77)は、睦沢町立歴史民俗資料館の協力を得て1月22日、重機を使って、この水田を掘り起こしました。 その結果、およそ2メートルの地中から長さおよそ1メートル80センチ、重さ23キロの機関銃が見つかりました。 戦前の航空機の機体に詳しい中村泰三さんは「見つかったのは、このゼロ戦の機体の部品の可能性が高い。これだけ大きな部品が見つかるのは珍しく貴重だ」と話しています。 幸治さんは、終戦の日にゼロ