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ブックマーク / www3.plala.or.jp (1)

  • 華やかなりし頃尾久町

    ●タイトルの「尾久町(おぐまち=東京府北豊島郡)」は、市町村としては現存しない。「尾久町」が一つの町として存在したのは、大正12年(1923)から昭和7年(1932)までの、わずか9年にすぎないのである。 しかし、前身の尾久村(明治22年成立)から、後継の荒川区尾久町(街区方式の住居表示が施行された昭和39年7月1日までの行政区画)までの町並みやその発展の経緯をみると、地域としての”尾久町”には興味深い背景がある。 昭和7年に誕生した荒川区の前身は、北豊島郡に属していた南千住町・三河島町・日暮里町・尾久町の4町である。このうち、南千住町・日暮里町は、旧東京市隣接地域(現在の荒川区域などの併合による大東京・35区誕生以前の旧東京市15区に隣接していた)であり、江戸文化の影響も大きく、比較的歴史遺産の多いところである。三河島町は現在の荒川・町屋地区に相当する部分が多い。三番目に町に昇格したが、

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