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ブックマーク / tikani-nemuru-m.hatenadiary.org (5)

  • 僕は「あなた」に要求する - 地下生活者の手遊び

    調停装置の在処 - 地を這う難破船 先にケンカを売ったのはこちらだし、まあ粗い書き方をしているのは認めざるをえにゃーので、「誤読」をされても仕方のにゃーところですにゃ。謝ってもらうようなことではにゃーです。 また、今回のsk-44の応答には感謝していますにゃ、おかげでこちらも先に進むことができそう。このエントリにおいては、いままで書いてきたことにいくつか重要な修正をしながら応答させていただきますにゃー。 被差別マイノリティのための表現の自由 「フィクションをエクスキューズに陵辱を楽しみたい」人々と、性犯罪被害者は、コミュニケートできますか。すべきと思いますか。できるしすべき、とお答えされるのであれば、議論は前に進みます。「フィクションをエクスキューズに陵辱を楽しみたい」人々にとって、現実の性犯罪被害者もまたエサたりうる。時に、性的な意味でも。口に出すのがDQNです。「これは討議である」をエ

    僕は「あなた」に要求する - 地下生活者の手遊び
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2009/08/02
    一貫して各論がなかった。たとえば非国家的公共圏だが、NPO等をリゾーム的に連結するか、それともアナルコ・キャピタリズム的なものを構想するか。その如何で解決への筋道が全然違うが、その程度の具体性もなかった。
  • 「表現の自由を脅すもの」書評 - 地下生活者の手遊び

    表現の自由を脅すもの (角川選書) 作者: ジョナサンローチ,Jonathan Rauch,飯坂良明出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1996/09メディア: 単行 クリック: 59回この商品を含むブログ (22件) を見る 公共的批判の原理 id:takanorikidoから読むようにすすめられた。現在は絶版のようだけど、図書館で借りましたにゃ。いろいろと興味深かったし、あとあと絡んでくる論点も多そうなので、先に紹介しておきますにゃ。 まず、この書籍で目指されている方向性は、科学における学問共同体をモデルにした公共圏構築なのだと考えられますにゃ。ローチ(筆者)のいう「自由科学の社会、批判的社会」とは「お互いの誤りを探す人々の共同体(P105)」なのですにゃ。 「こうした懐疑論的倫理の台頭とその最後的勝利ということは、一体何がそんなに重要なのであろうか。その答えはこうである。懐疑哲

    「表現の自由を脅すもの」書評 - 地下生活者の手遊び
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2009/07/16
    この「配慮」を潜り込ませる仕方に地下猫氏の「公共圏」理解の難点がよく表れている。そりゃ公共圏は誰もが公平に配慮を受けるべき討議の場かもしれないが、現実問題「配慮」において国家を回避することはできない。
  • 個別の犯罪が関連を持って継続する系統的な被害 - 地下生活者の手遊び nornsaffectioさんのコメントより

    1 前回エントリのコメント欄がだいぶ深くなりましたし、id:nornsaffectio氏への返事が長くなったので、エントリとして独立させます。 今回応答するといっていたのに申し訳ない。コメント欄の継続だということでご理解ください>sk-44氏 2 >>性犯罪の二次被害・三次被害は「他者危害」「人権侵害」といってよいレベルにあるとお考えにはなりませんか? >人権侵害でないと言った覚えはありませんが。僕はたんに人権の制約根拠(!)としての「他者危害」に話を及ぼしても、ただ公権力を出動させるほどの危害harmではないと当局に突っぱねられて終わりだから、無意味だよと言っているわけです。 え? 人権侵害といえばよかったのですか? それならそれでいいのですが、人権侵害といういい方をしてだいぶ反発をうけていたので・・・ それと 当局に要請するつもりなどないので、「当局に突っぱねられて終わりだから、無意味

    個別の犯罪が関連を持って継続する系統的な被害 - 地下生活者の手遊び nornsaffectioさんのコメントより
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2009/06/23
    やれやれ、僕も修行が足らんな。|id:PledgeCrew返す言葉もございません。他者危害という言葉をharm principleそのものだと思っていたので、前者と後者が一体化してましたorz|ミル読み直そう…
  • リベラリズムと他者危害(追記アリ - 地下生活者の手遊び

    文体には速度というものがありまして、かぶり文体でこの問題を考えるのにはどうも速度があわないように感じられます。よって一時的に文体をかえます。ご承知ください>諸賢 1 「法に反する」こと以外のすべては「道徳」の問題であってそんなものに国家や社会は関わるべきではない・・・というのは過度の単純化であって、刑法や民法で処理できることともっぱら個人の自由に委ねられるべきこととの間に、国家や社会が(法よりは緩やかなかたちで)関与すべき&してよい領域がある、と考えることには何の矛盾もない。 簡単にまとめ - apesnotmonkeysの日記 私たちは道徳的な生き物です。道徳的でないということは不可能です。弱肉強を是とする主義においても、強者が弱者をい物にすることが倫理的にも正しいという考えがベースにあると考えられます。性差別主義や人種差別主義、外国人や移民の排斥なども、「道徳的」な主張であるとも

    リベラリズムと他者危害(追記アリ - 地下生活者の手遊び
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2009/06/16
    うーむ、危害原理をちょっと拡張的に捉えすぎてる気がする。危害といっても、迷惑の落とし所を討議で探る局面とぎりぎりに追い詰められた個人がジョーカーを切る局面とは異なる。そも原則は切り札じゃなかろうか。
  • 死刑制度があるからおきる殺人事件もある?(追記アリ(再追記アリ - 地下生活者の手遊び

    蒟蒻ゼリーは95年以降17人が死んで、最大手が製造中止に追い込まれたけど、死刑制度は何人の「罪のない犠牲者」を出したら中止されるのだろうか? 記者「死にたいと思い、その手段として事件による死刑を選んだのですか」 金川被告「そうです」 記者「自殺するという方法もありますが?」 金川被告「自殺というのはどんな方法であれ、自分で自分の体に痛みを加えることになるでしょう。そんな勇気はなかったですね」 《「当然でしょう」という口ぶりだ》 記者「あなたに刃物で切りつけられた被害者たちは、かなり痛みや恐怖を感じたと思いますが?」 金川被告「関係ないですね」 記者「傷つけた相手や遺族に対して、申し訳ないと思う気持ちは?」 金川被告「ないですね」 《ニヤリと笑う金川被告。その表情からは、罪のない2人の命を奪い去ったこと、7人の体を傷つけたことへの罪悪感、後悔が感じられない》 http://headlines

    死刑制度があるからおきる殺人事件もある?(追記アリ(再追記アリ - 地下生活者の手遊び
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2008/10/12
    そういえば、純粋応報刑論て、そもそもは行き過ぎた厳罰化を批判するための理論だったんだよね。報復感情至上主義はそれとは違うわな。
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