ニホンウナギのワシントン条約(CITES)付属書掲載が濃厚となっている。ニホンウナギの国際取引では、日本は台湾との稚魚のシラス貿易が禁止となっている中、漁獲実態のない香港からの輸入が問題となっており、台湾産も香港経由で日本に輸入されているといわれる。今後仮に付属書掲載となれば、密漁されたシラスウナギの輸出入は難しくなり、国内のウナギ養殖に大きな影響を与えそうだ。 ワシントン条約は野生動植物を過度な国際取引から保護することを目的とした国際条約。付属書は絶滅度合いに応じて3段階あり、今回ウナギは付属書IIに掲載される可能性が高まった。付属書IIには既にジンベイザメ、ワニ、オオカミなどが掲載されている。 22日、東京都内であった日本と台湾のウナギ関係者が開いた貿易会議で、水産庁の清水孝之内水面漁業振興室課長補佐は条約掲載について、「非常に厳しい状況と言わざるを得ない」との認識を示すとともに、掲載
「朝日新聞」を批判する言説は、今やひとつのマーケットを確立したと言っていいほど巷に溢れている。なぜ「朝日」に象徴される「日本のリベラリズム=戦後民主主義」はこれほど激しく嫌われるのか。話題の新刊『朝日ぎらい』でその背景を分析した、作家の橘玲氏が語った。 「朝日」を見たら読まずに「嫌い」 『朝日ぎらい』発売後の反響を見ていると、世の中にはあらゆる物事を「党派」に分けて判断したがる人がいかに多いか、よくわかります。 本書に関するネットのレビューには、「朝日新聞出版が発行しているんだから、朝日を擁護する内容に違いない」と決めつけて、「こんな本は絶対に読まないし、買わない」と書き込む人や、「自民党のことを『保守』と解釈している時点で、この本は終わっている」といった意見がありました。 本の冒頭で断っているように、これは朝日新聞を擁護するものでも、批判するものでもありませんし、目次の最初には「安倍政権
オーストラリア・クイーンズランド州ケアンズで撮影されたネッタイシマカ。同国の連邦科学産業研究機構(CSIRO)提供(2018年4月13日撮影、同年7月10日提供)。(c)AFP PHOTO / Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation (CSIRO) 【7月10日 AFP】デング熱などの感染症を媒介するネッタイシマカの繁殖を抑えるため不妊化させた雄を放出する実験がオーストラリアで行われ、蚊の個体数が80%以上減ったことが分かった。研究者らが10日明らかにした。世界各地に生息する蚊との闘いに希望をもたらす成果だ。 【写真特集】世界各地で報告されている「難病・奇病」 オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の研究者らが、豪ジェームズクック大学(James Cook University、JCU)の実験室で繁
最近さまざまな飲食店や施設が導入している、恋人同士なら料金を割引してくれる「カップル割」。ある男性2人組が、喫茶店でカップル割メニューを頼もうとするエピソードを描いた漫画「夏の喫茶店」が、はっとさせられる内容で話題になっています。 黒髪の男性とシャツの男性は、とある喫茶店の前で足を止めました。店頭に置いてあるメニューボードには、ジャンボパフェが割引になる「カップル割」の文字。「頼んでみる? あはは」「絶対やだし」と軽口をたたきながら、店内に入ります。 やけに大きく聞こえた「マジキモくない!?」という声 店に入るなり、黒髪の彼は店員の女性に「このカップル割って俺らも頼めますか?」と質問。シャツの彼は驚き、赤面して「おまえばかふざけんなよっ」と焦ります。その様子を見ていた店員は「ふふっ もうお客様 お席ご案内いたしますね」と、流してしまいました。おそらくは友人同士のじゃれ合いだと思ったのでしょ
小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベル「蜘蛛ですが、なにか?」が、アニメ化されることが10日、明らかになった。詳細は今後、発表される。 「蜘蛛ですが、なにか?」は馬場翁さん作、輝竜司さんイラストのライトノベルで、女子高生だったはずの“私”が目覚めると、クモに転生していた……というストーリー。シリーズの累計発行部数は120万部以上。 ◇作者の馬場翁さんのコメント 祝! アニメ化企画進行中! 「蜘蛛ですが、 なにか?」原作者の馬場翁です。この度、おめでたい発表をすることができました。 わーい、 パチパチ! これもひとえに応援してくださっている読者の皆様のおかげです! ありがとうございます! ◇イラストの輝竜司さんのコメント 一ファンとしてもうれしすぎて、うまく言葉がまとまりません。どんなふうに蜘蛛子ちゃんの最弱からのサバイバルに、クラスメートたちの群像劇に命が吹き込まれていくのか
アニプレックス(東京都千代田区)が7月4日、官報に掲載した決算公告によれば、2017年4月~18年3月の売上高は2009億5800万円(前年同期は1032億4100万円)、当期純利益は345億6100万円(同165億6200万円)だった。累積の利益や損失の指標となる利益剰余金は555億3100万円(同209億6900万円)。 アニプレックスは1995年設立。ソニー・ミュージックエンタテインメントの子会社で、「Fate」シリーズや「物語」シリーズ、「ソードアート・オンライン」「夏目友人帳」「銀魂」など、アニメの企画や制作などを手掛けている。社名のアニプレックス(Aniplex)は、アニメーション(Animation)から派生する権利ビジネスの複合体(Complex)を意味している。 15年8月から、ゲームブランド「TYPE-MOON」による作品「Fate/stay night」(2004年)
西日本を中心に大きな被害を出した豪雨災害は、9日午後現在、13府県で死者が100人を超え、80人以上が行方不明となっている。気象庁によると、7月8日までに1000ミリ以上の降雨量が観測されたのは高知県の8地点、岐阜県の4地点、徳島県の2地点、長野県の1地点にのぼる。広範囲にわたる豪雨が、被害を拡大させた要因となった。 【図】都が想定する高潮浸水想定図はこちら 今回の被害は、頻発する自然災害に対応しきれない日本の現実を明らかにした。それは、被害を受けなかった地域の防災担当者も震撼させている。なかでも警戒されているのが「首都圏の豪雨災害対策」だ。 地震や火事、水害など、たび重なる災害を乗り越えて東京は世界有数の都市となったが、1949年のキティ台風以来、大きな災害は起きていない。ただ、被害が減ったのは東京のインフラが充実したからではなく、「たまたま自然災害に襲われていないだけ」というのが専門家
2019年で40周年を迎える、日本人なら誰もが知っている巨大コンテンツ『機動戦士ガンダム』。 そのコンテンツを支えている柱のひとつに、ガンダムのプラモデル、通称「ガンプラ」がある。 そんなガンプラをつかった架空の競技「ガンプラバトル」をテーマにしたTVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』が2013年に放送された。 「プラフスキー粒子」というプラスチックを動かせる粒子が存在し、ガンプラで戦うことを世界中の人々が楽しんでいる──ガンダムだけど、人が死なないその世界感は、「ガンダムらしさ」と「ガンダムらしくなさ」が融合し、多くのファンの心を掴んだ。 『ガンダムビルドファイターズ』 また、時を同じくして、バンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテインメント)からゲームソフト『ガンダムブレイカー』も発売される。 こちらは自由にパーツをカスタマイズしたガンプラを作り、ガンプラどうしで戦うという
なんでわざわざオウムを語るときに「若い子は知らないだろうが」とか「これは教えなくてはいけない」とか、微妙に若い人を小ばかにした態度で語り始めるんだろう。 その時点で、相手は話を聴く気を失くすだろうし、単純に「お前は知らないだろうけど俺は知ってるぞ」ってマウントを取りたいようにしか見えない。 即売会でサークル参加してたら、妙なオタクが寄ってきて「俺は作者の○○さんと話したことがあるんだけど」とか言ってくるようなもんだろ。気持ち悪いじゃん。 「若い人には知ってほしい」とか「若い人は知らないだろうから」とか「若い人」をわざわざ指定しなくて良いんだよ。 そう言うこと言えば言うほど、学校の特別授業や修学旅行で聞かされた戦争の語り部みたいな扱いになるんだから。
「たばこは薬物」などと発言した福島県郡山市の品川万里(まさと)市長に対し、日本たばこ産業(JT)東北支社や郡山たばこ販売協同組合など関係10団体は10日、発言撤回を求める意見書を同市長に提出した。 品川市長は先月4日、市を訪問した日本禁煙学会関係者に「たばこは嗜好(しこう)品ではなく薬物だ」と発言し、市議会で反発や謝罪を求める意見が相次いでいた。 同市役所では各団体から8人が「市長の発言は遺憾。撤回と謝罪を求める」などとする意見書を品川市長に手渡した。品川市長は「これまでの議会での答弁をごらんいただきたい」と述べ応じなかったという。 同社の筑摩秀康郡山支店長は「市長の発言にはがくぜんとした。市内には何万人もの愛煙家がいるが、一般的に『薬物』という言葉は、違法であるかのような受け止めをされる。今後、どう対応するか検討していきたい」と話した。 同市は、昨年6月に市関連施設の敷地内全面禁煙を柱と
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