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2010年8月17日のブックマーク (6件)

  • 1953ColdSummer 『意志の勝利』 狂うのは個人ではなく集団である。 (1934/ドイツ 監督:レニ・リーフェンシュタール)

    「陰惨な時代だった」と過去形で振り返られることは多々あるが、現代も陰惨な時代である、と自覚、或いは正確に認識できる人間はあまり多くないと思われる。自分がこんな時代に生きているなんて損だとは中々思いたがらないものだ。政府が陰険な法案を通そうとしたり、湯水のように税金を外国にジャブジャブとばら撒いているのを知りつつも、それらを薄目でしか見ようとしないのは、ある種の防衛反応だとも言える。  先日、DOMMUNEでナチス・ドイツのプロパガンダ映画『意志の勝利』を観た。と同時に、陰惨だった時代の大きな潮流を見た。  そこに映されていたのは祭典としての政治大会であり、政(まつりごと)は祭りに通ずるという至極当たり前な普遍性である。まだ第二次世界大戦も始まっていない当時の、古都と軍政の取り合わせ。  当に陰惨な、ドイツ及び人類の暗黒史に突入する前のハレの舞台が、大仰でドイツのロマン主義からかけ離れた音

    norton3rd
    norton3rd 2010/08/17
    『「ああ面白かった。カタルシスを感じた。スッキリした」と臆面も無く言い放てる人間はザラには居ない。本作は、フィクションではなく現実だからだ』
  • SYNODOS Blog : ホメオパシーをめぐって(2) 菊池誠

    2010/8/140:1 ホメオパシーをめぐって(2) 菊池誠 ◇助産師とホメオパシー◇ ビタミンK2問題に戻ろう。 ビタミンK2の代わりとなると称するレメディがどういう成分を希釈してつくられたのか、ぼくは知らない。もちろん、どんな成分だったにしても、レメディには含まれないのだから、知る必要もない。ただ、ハーネマンの時代には(少なくともビタミンK2の代用になるという概念は)存在しなかったものであることは間違いないし、このような奇妙なレメディを認めているのはごく一部のホメオパシー団体だけのようだ。 この事件は例外なのだろうか。いや、現実に多くの助産院がホメオパシーを利用し、ビタミンK2レメディも使われていた。(1)にも書いたように、ビタミンK2欠乏症の確率は母乳育児の場合で1/2000程度とされている。これが意味するのは、ビタミンK2シロップの代わりにレメディを与えている助産師のほとんどすべ

    norton3rd
    norton3rd 2010/08/17
    きくまこセンセ、髪伸ばした?それとも以前の写真かな
  • 永福寺の建立事情 - 我が九条

    永福寺の建立事情について、修理の時に北条時頼が述べている。 当寺者、右大将軍、文治五年討取伊予守義顕、又入奥州征伐藤原泰衡、令皈鎌倉給之後、陸奥出羽両国可令知行之由、被蒙勅裁。是依為泰衡管領跡也。而今廻関長東久遠慮給之余、欲宥怨霊。云義顕云泰衡、非指朝敵、只私宿意誅亡之故也。仍其年内被始営作。(『吾鏡』宝治二年二月五日条) 「怨霊を宥めんと欲す」というのは『吾鏡』文治五年十二月九日条では「且宥数万之怨霊」とある。「数万の怨霊」とは言うまでもなく源頼朝のために死に追いやられた人々のことであるが、文治五年十二月というのが、奥州征伐の後のことである。奥州征伐は頼朝にとっては自身の政権の確立のための総仕上げであった。そのために頼義故実(前九年の役での源頼義の行動)を再現し、自身が関東の「王」であることを内外に宣言する行事だったのである。その戦いは即ち治承の自身の挙兵以来の戦いの総仕上げであった

    永福寺の建立事情 - 我が九条
    norton3rd
    norton3rd 2010/08/17
    『永福寺の建立事情について、修理の時に北条時頼が述べている』いや、時頼クンこそ自分(及び自分のオヤジ)の犠牲になった方々の御霊を祀るお寺でも建立すべきじゃなかったのかね/あ、建長寺がそうなのか教示感謝
  • 「キャタピラー CATERPILLAR」 予告編

    35年ぶり、日人3人目の快挙! 第60回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(最優秀女優賞)受賞作品 監督 若松孝二 主演 寺島しのぶ 大西信満 忘れるな、これが戦争だ・・・ 若松孝二 最新作「キャタピラー CATERPILLAR」 6月19日 沖縄公開 8月6日 広島公開 8月9日 長崎公開 8月14日全国一斉公開 公式ページ http://www.wakamatsukoji.org/

    「キャタピラー CATERPILLAR」 予告編
    norton3rd
    norton3rd 2010/08/17
    乱歩の『芋虫』か際どい物を映画化するなあ。それにしても寺島しのぶは役者としてはおっ母さんより力量上じゃね?
  • ホメオパシーと日本助産師会:Chromeplated Rat

    # 誤記があったためタイトルを修正しました。 和田みき子さんのホメオパシー問題についてと云うエントリを読んだ。このかたは助産師さんで、『1920年代の都市における巡回産婆事業――経済学者、猪間驥一の調査研究を通して――』 と云う論文で第4回河上肇賞の奨励賞を受賞してらっしゃるよう(なので昔の、いわゆる「自然なお産」の実情についても造詣の深いかたのよう)。 ここのところの朝日新聞を中心としたホメオパシー報道で、きっかけとなった(と云ってもいいと思う)助産師のみなさんとか助産師会がどう思ってるのかな、みたいには思っていたんだけど。 私自身はすでに開業をやめ、日助産師会の会員でもないのですが、この問題は助産師全体の問題として受け止めており、東京都助産師会(この4月から法人化して、「日助産師会東京都支部」から独立した組織となった)のトップにある人と、この間、意見交換をしてきました。 彼女も、ホ

    norton3rd
    norton3rd 2010/08/17
    うさぎ林檎さんのコメント『結論:ハーネマンは医学者で科学者で思想家でした。もしも現代にハーネマンがいたら彼こそが真っ先にホメオパシーを排斥したことは間違いないと思いました。』
  • 『美味しんぼ』の“キャビアのお茶漬け”を再現! - 本がないならブログをお読み

    これを紹介するとものすごく引かれてしまう事が多いんですが、七年程前に『美味しんぼ』の「親子納豆」を元ネタにして発明した「改・親子納豆丼」が大好きです。どんなべ物かと言うと、刻んだあさつき・いっぱい混ぜた納豆・水きりした絹ごし豆腐・かつお節・醤油をぶっ掛けてぐちゃぐちゃに混ぜ、あとはひたすらかっこむという原始的な丼です。大雑把な味ですが、気取らないおいしさでいいですよー(めかぶを加えてもナイスです)。 どうも、お行儀悪な料理の方がどっちかと言うと好きなあんこです。 今回再現する漫画料理は、『美味しんぼ』にて団さんが山岡さんにアドバイスされて著名人の集まるパーティーで出した“キャビアのお茶漬け”です! 若干三十歳の団さんが事業で成功してまだ間もなかった頃、急激な躍進が仇となって実業界に人脈が作れなかった団さんはそれを解消する為に「末席に加わりますが、これからもよろしくお願いしますね」という意

    norton3rd
    norton3rd 2010/08/17
    キャビア自体ン十年前大阪のリーガロイヤルホテルであった友人の結婚披露宴でちょび~っと食ったことがあるだけなんで・・・