Twitterでの議論から多少時間がたってしまいましたが、総選挙も終わり(あと、個人的には飯舘村の選挙なども終わり、というところも重要なのですが)、いったん自分の考えを述べてもいいころあいかとも思いますので、まとめておきます。 (1) まず第一に、リスクの受容には「意味」がある、ということです。リスクは必ず利益(benefit)と対で考えられる、ということでもあります。例えば、あるサラリーマンは「仕事のためにLCCにのるリスクは受け入れがたいが、趣味のダイビングに行くためならLCCも我慢する」というかもしれませんし、逆にその人を雇用している社長は「仕事なんてコスト削減してなんぼなんだから出張はLCCで行くべきだが、自分が楽しむための旅行はリッチに…」と考えるかもしれません。労使の間でコンフリクトが発生するでしょうが、どちらを正しいとも言い難いわけです。 同様に、自然物が上昇させるリスクと、