『日本が誇るべきこと、省みること、そして内外に伝えるべきこと〜「慰安婦」問題の理解のために』 http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130525-00025178/ このインタビューの中で大沼氏が語っているように、個々の被害者の在り方は当然ながら多様であり、そのなかにはきっと、「女性基金」のような形でも救済(謝罪や補償)に応じたいという方たちも居られたであろう。 その人に関しては、たしかに両国の国家の理屈や国民的な論理といったものからは、こぼれ落ちてしまうことになるだろうと思う。だから、このような民間の形をとってでも救済することは、時には必要であったり、貴重な人間的な尽力であるのだろう。 そこまではよい。 だが問題は、そのこと(「女性基金」のような民間の活動)が、もし本来国家が為すべき謝罪や責任の明確化や補償といったことの、免責や曖昧化に