「小学一年生」という雑誌がある。小学館が出している小一が読む雑誌だ。1925年に創刊され、小学校での過ごし方や、自然界の生き物について、工場見学など、盛りだくさんの内容だ。 そこで「中学二年生」という雑誌があってもいいのではないだろうか。小一と同じように中二も多感な時期だ。ぜひ雑誌で中学生活をアシストしてあげたい。そこで自分で「中学二年生」を作ることにした。
DEC(デジタル・イクイップメント・コーポレーション)・マイクロソフト・グーグルと、時代を築いた外資系IT企業を渡り歩いた及川卓也さん。マイクロソフトではWindows NT、グーグル時代にはGoogle日本語入力やChrome OSなどのプロダクトに、エンジニアリングマネージャーとして携わっている。 今年5月にプログラマー向けの技術情報共有サービス「Qiita(キータ)」を運営するインクリメンツを経て、今年6月に独立。現在は、国内人材紹介大手のクライス&カンパニーの顧問に就任し、CTO・IT技術人材の採用支援や組織変革活動に力を入れている。そんな及川さんに、「日本のITをどう見ているのか」という観点から話をお聞きした。 日本のIT産業はどこが残念なのか? ――組織変革やIT活用という面で、しばしば「残念」と評価されてしまうこともある日本のIT産業ですが、いわゆる外資大手IT企業での経験を
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