デンマークのオーフスを歩く人(2014年11月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/Bjorn Lindgren 【1月10日 AFP】デンマークの出入国管理当局はこのほど、アルバイトの労働時間が規制の限度を超えたとして、オーフス大学(Aarhus University)の留学生1人に国外退去を命令した。この優秀な留学生を引き留めるため当局に働きかけていた同大が9日、明らかにした。 国外退去となったのは、工学専攻のマリウス・ユウビ(Marius Youbi)さん(30)で、8日までの国外退去の命令に従い、7日に出身国カメルーンに向けて出国した。デンマークは欧州有数の厳しい移民政策を実施しており、新たな生活を求める外国人が押し寄せないようにするため、ここ数か月再三にわたって移民規制を強化した。 ユウビさんは学費をまかなうため清掃作業員のアルバイトをしていたが、当局に認められている週15時間の
![バイト時間超過で留学生を国外退去 デンマーク](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0d83d51b95ef9699862c4f158834b1bec88dedb5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2Ff%2F1000x%2Fimg_7fed56d70958f668ba516ae9ba84b2ca114202.jpg)