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ブックマーク / viking-neurosci.sakura.ne.jp (24)

  • 「増税or大学縮小?」カリフォルニア州が選んだのは後者 — 大「脳」洋航海記

    【大学・大学院】 カリフォルニア州立大、新入生受け入れ凍結 財政難 – 日経 また嫌なニュースが流れてきました。読んで字の如し、California State Universityが春学期編入を凍結したという記事です。しかも、補助金が足りなくなったので(学費収入分よりも学生の受け入れによる財政負担増の方が大きいので)受入凍結を決めた、という深刻な話題です。 日の国立大も補助金(運営費交付金)への依存度が非常に高い(学生数に対する教員数では私大を上回っているにもかかわらず私大よりも学費が安い)ことを鑑みるに、このCSUの事態は日の国立大にとっては全くもって対岸の火事とは言えない話です。 米カリフォルニア州立大学は20日、来年1月に始まる春学期の新入生の受け入れをほぼ凍結する方針を明らかにした。州財政の悪化で補助金が減っているため。… 同大は…補助金の削減が続く場合は「9月開始の秋学期で

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    nosem 2012/03/26
  • Natureが報じる「減り続ける日本の若手研究者と、低下し続ける日本のサイエンスの生産性」 — 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 Numbers of young scientists declining in Japan – Nature News “Government policies are hampering the country’s next generation of research leaders, advisory body says.” もう見たまんまです。詳しくはリンク先の文及びこの後に続く日語訳をお読み頂きたいのですが、端的に言えば 過去30年間で大学教員全体の人数は50000人から63000人に増えたが、35歳以下の若手教員の人数は10000人から6800人へと大幅に(30%以上)減った 40歳以下の大学教員数が減り続ける一方で、45歳以上の人数は増え続けている。また65歳以上の人数も増え続けている。 同時期に日のサイエンスの生産性が低下していることを関連付ける

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    nosem 2012/03/21
  • 今も新規博士数は大学教員求人数の3倍もの供給過多で、年々「優秀な人材が博士課程を忌避している」感が強まる -- 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 文部科学省の公的研究費により雇用される若手の博士研究員の多様なキャリアパスの支援に関する基方針~雇用する公的研究機関や研究代表者に求められること~ (案)(PDF) – 文科省科学技術・学術審議会人材委員会 人材委員会第57回配布資料 ポスドクからテニュアの大学教員になれるのは毎年2%弱だけ:不完全ながらも重要なデータとなったポスドクの実態調査より Nature曰く「日博士課程制度は存亡の危機に瀕している」 - 当blog 文科省の科学技術・学術審議会人材委員会が興味深い資料を公開していました。編よりも、むしろ13ページ以降の「関連データ集」の方が遥かに面白いです。その見出しを列挙していくと・・・ ポスドクの雇用人数は、平成20年度実績で、17,945人である。 大学院博士課程修了者数が大学教員の採用数を上回っている。(注:2006年時点で対比すると大学教員採用

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    nosem 2012/03/05
    理系でこんなのだから,人文・社会系は言わずもがな
  • ポスドク問題、今後の展望(2): ポスト・ポスドク問題が巨大プロジェクト群終了の後に待ち構える – 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 グローバルCOE:2007~2014年 最先端研究開発支援プログラム(FIRST):2010~2015年 最先端・次世代研究開発支援プログラム:2011~2015年 現在、ポスドク雇用において大きなウェイトを占めている巨大プロジェクトが3つあります。それが、上記の3つのプロジェクトです。ちなみにグローバルCOEは皆さんもご存知の通り、21世紀COEプログラムの後継プログラム(拠点整備継続のため?)です。 さて、そのプロジェクト名の後に実施期間を書いてみたわけですが。皆さん、何かお気付きになりませんでしょうか?・・・そう、どの巨大プロジェクトも2014~2015年に終了を迎えます。即ち、言い換えるとそこでこれらの巨大プロジェクトに雇用されていたポスドクが一斉に解雇され、就職市場に放出されるという事態を意味します。 そもそも、従来はポスドクと言えば以下のファンディングによる雇

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    nosem 2012/02/08
  • 任天堂の脳トレには高齢者の認知機能の一部に限って向上させる効果がある:ついに実証研究が査読論文の形で出てきた – 大「脳」洋航海記

    【脳研究 – reviews&issues&ニセ科学問題】 Brain Training Game Improves Executive Functions and Processing Speed in the Elderly: A Randomized Controlled Trial (Nouchi R, Taki Y, Takeuchi H, Hashizume H, Akitsuki Y, Shigemune Y, Sekiguchi A, Kotozaki Y, Tsukiura T, Yomogida Y, Kawashima R, PLoS One. 2011;7(1):e29676) <当blog関連記事> 「脳トレ」に効果なし:英国での大規模な疫学的調査がもたらした結論と今後の展望 「『脳トレ』に効果なし」論文その後の反響:個人的には査読付き論文ベースでの学術的議論が展

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    nosem 2012/01/15
  • 「研究も教育もしない教員に経費が回り、予算を拡充しても国際競争力は低下」と財務省主計官が日本の大学を批判 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般&大学・大学院】 法科大学院をたたけばいい?「大学版」政策仕分けの波紋 – 朝日 そういえば政策仕分けなんてものがしばらく前にあったわけですが、結果から言うとそこまで極端な大鉈振るいには発展しなかったので何となく我々研究者としては忘れたつもりになってるんじゃないかと思います。 ただ、その仕分けの席上で「運営費交付金削減&改革を断行する大学にご褒美予算」という流れの再確認があったのも事実で、 「世界に通用するのか」というテーマでは、英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)のランキング東大がアジアのトップながら世界の30位、京大の52位を含めて100位以内が2校という結果をもとに、国際競争力の有無や、世界の大学との財務体質の比較などがされた。 ランキングについては、指標次第で順位も変わり、日の大学の実力を正しく反映していないのではないか、という冷静

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    nosem 2012/01/12
  • 過当競争に喘ぐ日本のアカデミアと、その明るくない展望と – 大「脳」洋航海記

    【ポスドク問題】 文系の研究者になりたい人達に知っておいてほしいこと – bluelines 大学の教員になりたい全ての人のために – 生駒日記 日のアカデミアの将来はきっと明るい – むしブロ+ 日のアカデミアの将来は明るい、か? – lochtextの日記 公募のしくみ – bluelines 上記リンク筆頭のgorotakuさんの記事が大変な反響を呼び、それに連なる反応エントリが続々と出てきているようです。それらのエントリを既にお読みの方も多いと思いますが、1センテンスずつでまとめるとこんなところでしょうか。 大学教員(研究者)になる=応募者の中で絶対に1番になることであり、絶望的なぐらい困難で覚悟の要る挑戦 大学教員公募を勝ち抜くのは大変だし、ノウハウも要る 就活競争激化によって競争原理が働き、近い将来日のアカデミアは優秀な研究者だけが残るはず (3.への反論)むしろ過当競争

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    nosem 2012/01/09
    こういう時代だから,仕方がない部分もあるのかも
  • 2011年は震災以前からの「日本のサイエンスの衰退」がはっきりした年だった – 大「脳」洋航海記

    【研究 - 全般】 科学研究のベンチマーキング2011 -論文分析でみる世界の研究活動の変化と日の状況 – NISTEP discussion paper 204 相変わらず日の論文生産数は減少し、論文の「インパクト」も伸び悩むまま:ESI2011を概観する やはり大学教員が研究に割ける時間は減少していた:2002→08年で研究時間が2割減少という統計データ - 当blog 今年を締め括るエントリは、縁起でもないこんなタイトルになりました。  読んで字の如し、「2011年は日のサイエンスは震災以前からずっと衰退していたことが明らかになった年だった」というものです。 というのも、先日オープンになった上記のNISTEP報告。これは純粋な論文数のみならず、国際的な「論文シェア」にも着目したものであり、先般より報告されているESI2011の不具合にあまり左右されない指標だとも言えます。その

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    nosem 2011/12/31
  • やはり大学教員が研究に割ける時間は減少していた:2002→08年で研究時間が2割減少という統計データ – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 減少する大学教員の研究時間-「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査」による 2002 年と 2008 年の比較- – NISTEP Discussion Paper 以前から大学教員・研究者の間では実感として囁かれてきたことが、ついに明確な調査結果という形で現れたという印象です。読んで字の如し、「大学教員が研究に割ける時間は減少している」というお話です。 分析結果では、2002 年の調査時、全大学学部の教員一人当たり年間平均研究時間割合は47.5%と職務時間全体の約半分を占めていましたが、2008 年調査では36.1%と、11.4 ポイント減少しました。このような研究時間割合の減少は、教育時間、及び社会サービス時間割合の増加が影響しています。 理学、工学、農学、医学などの8 の専門分野別に研究時間の割合を見ても、全ての分野で減少が起こっています。なお、2008

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    nosem 2011/12/30
  • ステレオタイプなアカデミア批判と笑う勿れ:「ノーベル賞候補たちがこの国を出て行く理由」コラムを読む – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 ノーベル賞候補たちがこの国を出て行く理由 / 異端児を育てる「マネジメント能力」がない日の大学や研究室 – 現代ビジネス 物凄いタイトルと中身のコラムがいきなり出てきました。現代ビジネスというと煽り記事やミスリーディングな記事、さらには事実誤認記事も多くて何かと物議を醸すニュースサイトだと認識しているんですが、今回のコラムには思わず唸らされました。皆様も、まずは是非上記リンク先からご自身の目でお読み下さい。 中には「?」と思ってしまうほど時代遅れな風習の描写もあったりしますが、一方で2011年現在においても程度の大小こそあれ存続している慣行についての記述もあります。これはステレオタイプなアカデミア批判ではなく、事情通による一種の告発記事だと看做すべきでしょう。 特に、「日の大学にはマネジメント(経営)がない」という指摘は当blogの以前からの問題提起に合致するもので

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    nosem 2011/10/07
  • Nature曰く「日本の博士課程制度は存亡の危機に瀕している」 – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 Education: The PhD factory - 20 April 2011, Nature472, 276-279 (2011) Japan: A system in crisis Of all the countries in which to graduate with a science PhD, Japan is arguably one of the worst. In the 1990s, the government set a policy to triple the number of postdocs to 10,000, and stepped up PhD recruitment to meet that goal. The policy was meant to bring Japan’s science capacity u

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    nosem 2011/04/22
     優秀な若手研究者がなかなか常勤の地位に着けず,さらに任期付な一方,定年は延長だもんなあ...僕も台湾への可能性を考えているとこ
  • ドクター・ポスドク問題その後(完):ついに自分が「当事者」になった – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 博士漂流時代 「余った博士」はどうなるか? – DISCOVERサイエンス via Amazon 私事ですが、先日ようやく次のポジションが決まりました。さすがにまだまだ修業が必要な状況ですので勿論任期制なのですが、ともあれこれで研究者キャリアを継続させていくことができそうです。 当blogを始めたのが、ちょうど今のポスドクの職に就く3ヶ月前のこと。あれから5年、ついに僕がポスドク問題の「当事者」になりました。 思い起こせば、事実上内々定をいただいて決まりかけていた次のポジションが「予算計画変更」によってちょうど1年前のこと。その時は事業仕分けの余波もあり、「現政権ならいきなり引っくり返すこともあり得るな・・・」と警戒して現在のポジションの契約を任期満了まで延長しておいたことで、辛うじて失業は免れたのでした。かくして、普通の「研究者の就活」を始めることに。 しか

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    nosem 2011/03/03
     とりあえずはおめでとうございます...ですよね?
  • 「来年度の科学技術予算増額」は実は人文社会学系予算を合算したことによる見せ掛けのもの? – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 衆院予算委■【甘利篇】菅総理「科学技術予算を増額した!」の真相 – 生きていて思うこと 甘利議員>いいですか!今までですねぇ、国立大学運営交付金、これ、人文科学・・・これ、何かって言うとですねぇ、要するに、経済学部とか法学部の金ですよ、ね!これってね、科学技術予算には入れないんですよ。今まで一回も入れたことないはずですよ。今回、この金を1200億入れて、そして、「科学技術予算が膨らんだ」と仰ってるんですよ、総理は。こういうの、何て言うんですか?世間では。え? とある知人のPI氏からタレコミをいただきました。何だか最初読んだ時は一瞬自分の目を疑ってしまいました。 従来は「科学技術予算」と言った場合は、たとえ運営費交付金の中の費目であったとしても人文社会学関係の予算は含めずに算出するのがルールだったらしいのですが、来年度の科学技術予算を公表するに当たってなぜかその従来合算

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    nosem 2011/02/02
     ポルナレフ状態
  • ポスドク問題解決を考えるなら、中教審が答申すべきは「定員削減」であって「博士課程教育改変」ではない – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般&大学・大学院】 “徒弟制度”や修士論文の廃止求める 大学院博士課程で中教審答申 – 産経 博士課程修了者が民間企業で敬遠される傾向があり、国際社会で活躍できる人材育成も不十分という批判が出ていることから、幅広い分野の研究をさせることで、企業などが求める人材育成を目指す。答申を受け、文科省は具体的な制度改革の検討に入る方針。 答申では、博士課程の院生が、1つの研究室にだけ属して1人の教員から指導を受ける現行制度からの転換を提言。複数の研究室で指導を受けながら学位を取得するように求めている。 また、5年制の博士課程の2年修了時点で、特定の研究テーマについてまとめる修士論文を原則的に廃止。代わりに幅広い分野についてテストやリポート審査を行う「クォリファイング・イグザム」の導入を求めている。 上掲の通り、中教審が変な答申を出してきました。要するにqualsとdefenseから成る

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    nosem 2011/02/02
     定数を削減するにしてもせめて修士までは多くの人が入れますように
  • 学振PD騒動雑感:なぜポスドクの人件費は「生活保護」扱いされるのか – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 「事業仕分け」中間報告:若手支援は切り捨ての方向に向かい、最悪のシナリオが一歩現実味を帯びた 学振PD「凍結」は、優秀な若手が一斉に討ち死にする危険性を意味する 学振PD枠も自主改革案もA-D評価で「C」…国は何をどうしたいのか?:政策コンテスト速報 – 当blog 色々議論もあり、考察もなされていますが、いずれにせよ我々が期待するよりは学振PDなり科研費若手A/Bなりの「若手研究育成」に関連する来年度予算は大幅に減らされそうな趨勢になってきてますね。 ところで、この問題に絡んで必ず「ポスドクへの人件費は生活保護のようなもの」というとんでもない言説がなされることがあると耳にするのですが、それはどういうことなのだろう?と今回のニュースを聞いてしばらく考えていました。 確かに、今回の件と何年かに渡って続く学振特別研究員の「PD削減&DC増加」の流れには、「国による研

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    nosem 2010/12/02
     就職希望の普通の大学生への補助もされず,派遣等非正規労働者の保護もされず,そして今度は若手研究者の切り捨て...もうだめぽ
  • 学振PD枠も自主改革案もA-D評価で「C」…国は何をどうしたいのか?:政策コンテスト速報 – 大「脳」洋航海記

    【研究 – 全般】 元気な日復活特別枠に関する評価会議(第3回)(PDF) – 政策コンテスト 速報~政策コンテスト~「元気な日復活特別枠要望」に関する評価(案)出る 文科省は低評価 – 科学政策ニュースクリップ 開いた口が塞がらないとはこのこと。  enodonさんのblog「科学政策ニュースクリップ」からそのまま引用しますが、 <事業番号 / 要望 / 要望額 / 評価 / コメント> 1905 /  「強い人材」育成のための大学の機能強化イニシアティブ / 119,971 / B(補正措置を含む) / 教育・研究の基盤経費に一定の配慮が必要。ただし、その経費を相当に絞り込むとともに、要求・要望の削減による財源捻出が条件 行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要 1906 / 成長を牽引する若手研究人材の総合育成・支援イニシアティブ / 48,400 / C / 継続課題、既存受給者

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    nosem 2010/12/02
     若手のを削って,上は65歳まで定年延長か...
  • 『さらば脳ブーム』読後感:こんな一般書を書く前にやるべきことがあるはずでは? – 大「脳」洋航海記

    【脳研究 – issues&ニセ科学問題】 さらば脳ブーム – Amazon.co.jp 週刊ダイヤモンドを買いに行ったついでに探してみたら、見つけてしまったのでした。それが例のK氏の『さらば脳ブーム』。わざわざ自腹切って買うのもアホらしいと思って「献されたら書評してやる」とか嘯いてたんですが、結局買っちゃいました。 ということで、以下に書評&読後感を書いていこうと思うわけですが、先に結論を書いておきましょう。総論2点と各論4点。 <総論> 科学的に「これは事実だ」と主張したいことがあるなら、まず査読論文を載せて、さらに肯定的引用を多数得てからにするべき 高齢層の認知機能改善メソッドにはVarenzuelaの大規模メタアナリシスを初め「効果あり」と支持する傍証が多いので、「K氏プレゼンツの学習療法」の特異的効果をうたうのであれば、きちんと追試としての大規模疫学調査を実施すべき はっきり

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    nosem 2010/11/29
    なるほどねえ.
  • 今週の「たけしのニッポンのミカタ!」を見た:これは「マスメディア的(似非)脳科学」に押されまくっていた神経科学界にとってターニングポイントとなるか? – 大「脳」洋航海記

    【脳研究 – issues&ニセ科学問題】 2010年10月29日:脳にまつわるお得な話!あなたの脳も目を覚ます!?「たけしのニッポンのミカタ!」 – テレビ東京 「脳トレ」に効果なし:英国での大規模な疫学的調査がもたらした結論と今後の展望(追記5件あり) / 「治療は結果が全て」というのなら医学的に信頼できる疫学調査を実施すべきであって、代わりに詭弁を弄するというのはおかしい(追記3件あり) – 当blog 実は以前から(テレ東ラブ派としては)番宣をちらちら見ていたので把握はしていたのですが、気がすすまないながらも見てみました。それが「たけしのニッポンのミカタ!」。何で気がすすまなかったかといえば、「脳トレ」のK氏が出ると知っていたから。 ところが、見ていてびっくり。何と、『脳ブームの迷信』でまさに「脳トレ」とそれを喧伝するK氏の姿勢を批判しておられる藤田一郎先生までもが登場されている

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    nosem 2010/10/30
     ばっさり,「N-back課題のような退屈でイライラする作業をやらされる必要なんてない」
  • 学振PD「凍結」は、優秀な若手が一斉に討ち死にする危険性を意味する – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 平成23年度採用分特別研究員書類選考結果一覧(PDF) – JSPS Twitterで聞いてびっくりして、読んでみました。・・・え?学振DC1とDC2は第一次内定が全部出揃ってるのに、学振PDだけは第一次内定が全てゼロ??? 何じゃそりゃあと思って読み進めるとこんなことが書いてありました。 ※PDについては、現時点においては平成23年度予算の状況が未定であるため、書類選考による「不採用者」以外は、12月下旬の政府予算案が確定後に採否の結果 (「内定」、「補欠」又は「不採用」のいずれか)やその後の手続き方法等について通知する予定です。 そう、確か記憶が間違ってなければ学振PDは他の「若手研究育成」系の予算と一緒に政策コンテストに回っていたはずで、それでまだ予算が確定していないみたいなんですね。この分でいくと僕の来年度分(継続)の科研費若手Bも怪しいかなぁ・・・。

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    nosem 2010/10/29
     12月まで待たせるだけでも精神的ダメージありそうです.若手いじめかっこわるい
  • 極論としての「博士課程新規募集停止」論を考える – 大「脳」洋航海記

    【ドクター・ポスドク問題】 職業としての大学教授 – 独り言つ 博士は募集停止にすべき…衝撃の提言 / そのはてブ – 科学政策ニュースクリップ ドクター・ポスドク問題への奇策(1):日から「博士」→アカポスというキャリアパスをなくしてしまえばいい / 奇策(2) – 当blog 最近になって、再びポスドク問題解決のための極論としての「博士課程新規募集停止」論が持ち上がってきたようです。僕もそれを持論としているのでよく触れていますが、極論に過ぎるため賛否こもごもの反響をいただくことが多いです。 その議論についてですが、最も有名なのは潮木守一氏による主張でしょう。1番目にリンクしたblogではこう紹介しています。 『職業としての大学教授』(中公叢書)は、高等教育に関する研究者として著名な潮木守一氏の、最近2009年の著作である。 日の大学教員の年齢構成が、きわめていびつなものになってい

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    nosem 2010/07/30
     募集停止はちょっとだけど,極端に入院定員を減らすのは現実的かもというのを,他のポスドクと話した,そのとき,ネットでは募集停止を主張する人もいることも話した