ということで、またまたピットインにて、菊地成孔3Daysへ。今回のデュオのお相手は、師匠でもある山下洋輔。いつものピットインと違って、菊地の3Daysは、人気があるせいかチケットぴあでの取扱いになっており、人数も菊地のMCによれば、150人と「絞った」のだそうだ。前回、あまり絞らなかったら、倒れたりした人が出たらしい。真偽のほどは私は知らないが、多分事実なんだろう。 山下洋輔を直近で生で聴いたのは、オーネット・コールマンのときだから、もう随分前になる。そのときも老境のオーネット・コールマンを喰ってしまうような鮮烈な演奏をしていたのは間違いない。 山下洋輔については、私はかねてから、その日本人離れした強烈なリズム感に尊敬の念を感じている。あの高速パッセージの陰には強烈なリズム感があり、それは非常に重たく、まったくもって日本人離れしているのだ。今回のライブでは選曲などにより、その強烈なリズム感