ボコ・ハラムは洗脳に加え、薬物投与も行って少女らを自爆要員に仕立てている疑いが強まっている。3年前に兵士に助けられたアイシャさん(仮名、23)によると、自爆要員に選ばれた少女らには「儀式」が執り行われるが、この際、「濁った水」に漬けたナツメヤシの実を食べさせられた少女がいた。口にした後は高揚した様子で「戦闘員の言うことに従った」(アイシャさん)といい、治安関係者は液体に薬物が含まれていた可能性を指摘する。 今回の取材では、拉致された少女や女性ら8人から話を聞くことができたが、戦闘員との結婚を拒んだ結果、自爆要員に仕立てられた少女が多かったとの証言を得た。また、性的虐待や拘束中の恐怖に耐えかねて「ここから出られるなら、(自爆する方が)ましだと考えた」という話もあった。戦闘員たちは、こうして自爆要員にさせられた少女らに対し、「できるだけ多くの人がいる場所を探せ。そしてこのボタンを押すんだ」と告
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