事件の発覚から半年ほどがたった、ことし6月。 私は少し緊張しながら、現場の一軒家の前に立っていた。 テレビの音が外にも漏れ伝わってくる。 どうやら在宅のようだ。 おそるおそるインターホンを押すと、Tシャツ姿の息子が出てきた。 高齢の父親の遺体を6年間自宅に放置した罪などに問われ、執行猶予付きの有罪判決を受けた息子に初めて会った瞬間だった。 (金沢放送局 竹村雅志) 薄暗く、ほこりが舞う玄関先。 「裁判を取材していて、あなたにも気の毒な事情があったのではないかと思いました。話を聞かせていただけませんか」 私は突然の訪問の趣旨を伝えた。 55歳の息子は少し驚いたような様子だったが、しばらく話を続けると「まあ、汚いですが」と言い招き入れてくれた。
安倍晋三前首相は16日、自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補を表明している高市早苗前総務相の集会にビデオメッセージを寄せ、「100代目で女性首相が誕生すれば世界が注目する。皆さんの力を高市さんに与えてほしい」と支援を呼び掛けた。関係者が明らかにした。 集会は「高市早苗先生を総理にする緊急集会」と題し、地方議員有志らが国会内で非公開で開いた。高市氏の選対本部長を務める古屋圭司元拉致問題担当相ら国会議員も出席した。 安倍氏はメッセージで、高市氏が安定的な皇位継承をめぐり男系維持を主張していることや、選択的夫婦別姓に反対していることに触れ、「高市氏の国家観、歴史観に基づく発言で、総裁選のための発言ではない。だからこそ私は高市さんを支持したい」と述べた。 高市氏は集会で「日本を立て直し、次世代に引き継いでいく。そんな皆さんの熱い思いをしっかり受け止めながら、勝ちにいく」と支持を訴えた。
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