7月20日投開票の参院選で、“台風の目”となりそうな参政党(神谷宗幣代表)。共同通信社が7月5日、6日に行った世論調査では、比例投票先として自民党に次ぐ2位に急浮上するなど、支持を拡大させている。 神谷氏や妻の会社への巨額支出が明らかに そんな参政党で、大きな収入源となっているのは、個人向けのイベントやパーティーでの収益だ。寄附も多く、2023年は個人献金で約1億3000万円を集めた。これは共産党(約5億円)、自民党(約3億円)に次ぐ数字だ。 では、こうして得た政治資金はどのように使われているのだろうか。「週刊文春」は今回、参政党が設立された2020年以降の政治資金収支報告書を徹底検証。すると、神谷氏個人や神谷氏の妻が代表取締役を務める会社への巨額支出が明らかになった。
