ロシアの首都モスクワでは、6月としては120年ぶりの記録的な暑さに見舞われていますが、新型コロナウイルスの感染が再び急拡大しており、当局は、マスクの着用など、感染対策を怠ってはならないと呼びかけています。 モスクワでは、今週に入って厳しい暑さに見舞われ、気象当局によりますと、23日、日中の最高気温が34.8度まで上がりました。 6月の最高気温としては、120年ぶりの記録的な暑さです。 中心部の公園では、子どもたちが噴水で水遊びをする姿も見られ、公園にいた女性は「家にいても外に出ても耐えられない暑さで、噴水のあるところに来ました」と話していました。 モスクワでは新型コロナウイルスの感染も再び急拡大していて、24日には新規の感染者が、およそ8600人に上り、亡くなった人もこれまでで最も多い92人となりました。 モスクワ市によりますと、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株が、新規感染者のなか