小田嶋隆著・武田砂鉄撰『災間の唄』(https://amzn.to/3kSvOVY) の発売を記念して、トークイベントを11月1日に開催。その一部をネット配信します。 「災間」とは、2011年の東日本大震災と2020年コロナ禍との間。その災間の10年間、「寝ても醒めてもツイッターにどんな言葉を書き込んだらウケるのかということばかりを考え」ていた小田嶋隆さんが、労力も時間も膨大にかけて心血を注いだ約356万字を、武田砂鉄さんが徹底的に読み込んで約40分の1に圧縮。選びに選び抜いて約9万字に絞り上げました。本としては「いかにすればTwitterを通読できるのか」を課題に、ブックデザイナーの鈴木成一さんによって何パターンもの実験を繰り返して、本文は縦書きになりました。各年の冒頭には武田さんによる読み解きと出来事年表、序章には武田さんの総論、巻末にはこの10年を見渡すため、武田さんによる小田嶋さ