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ブックマーク / wirelesswire.jp (160)

  • エリートと教養 1 <Noblesse oblige>高貴なる者の義務

    エリートと教養 1 <Noblesse oblige>高貴なる者の義務 2019.03.07 Updated by Yoichiro Murakami on March 7, 2019, 14:44 pm JST エリートも教養も、日社会では揶揄や蔑視のニュアンス抜きで語ることのできない概念と言えます。一人称の文章、つまり「私は、」に導かれる肯定的文章の用言に、「エリート」が入ったり、「教養人」が入ったりすれば、これは、噴飯ものだろうし、二・三人称で同じ形容を試みたとしても、何がなし、棘が含まれているようで、使うのに躊躇いがあり、言った後では、慌てて、貶める意味ではないことの弁解を付け加えたりする習慣ができてしまっているように感じます。 そもそも、この課題を与えられた書き始めに、このような姑息な弁解めいたことを書かねばならぬ、と感じること自体が、すでに、問題を素直に捉えられない後ろめたさ

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    nstrkd 2019/03/07
  • 和力表現事典02「奥」

    和力表現事典02「奥」 2019.03.01 Updated by Yukimasa Matsuda on March 1, 2019, 18:26 pm JST 日語の「奥」 日語で「奥(おう、おく)」がつくことばを探してみると、「奥地・奥処・奥所」に代表される「深い・最果て・行く末」という意味で使っている場合が多く見つかる。たとえば、日列島の「奥深い」ところとして「奥州・奥羽」という具合。 「奥座敷・奥書院・奥帳場」も家(店)のなかの一番遠いところにある部屋のこと。そこには、そのなかで一番えらい人、主人や支配人などがたいていいる。また「奥付」も、の最終ページのことだ。 「奥義(おうぎ、おくぎ)をきわめる」は、学芸・武術の究極の理論。同義で「奥旨・奥秘・奥意」。たどりつくことが困難、という意味で奥深いからだ。その奥義が書かれているは正統性がある、ということで由緒正しい文書「奥書

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    nstrkd 2019/03/07
  • 0)インドカレーについての大いなる誤解

    0)インドカレーについての大いなる誤解 2019.03.01 Updated by Toshimasa TANABE on March 1, 2019, 15:13 pm JST 街のカレー屋に行くと、「当店のカレーは20種類以上のスパイスを使って長時間煮込んだ贅沢なカレーです」などという能書きを目にすることは多い。しかし、これは日カレー、いわゆる「カレーライス」の話である。 インドカレーは全く違う。「カレーはでき立てが一番美味しい。スパイスは素材に合わせてせいぜい数種類」が基である。 「スパイス20種類? そんなに入れたら全部同じ味になっちゃうんじゃない?」というのが、冒頭の能書きについての横浜のインド人シェフ、メヘラ・ハリオム氏の喝破だ。 これは、材料についても同じことが言える。チキンカレー、ナスとチキンのカレーなど、素材は相性の良いものをシンプルに組み合わせる。そして、その味わ

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    nstrkd 2019/03/07
  • 島内外の人の繋がりが過疎を救う。「30年後誰もいなくなる」と言われる伊豆大島の存続に向け活動する夫婦の話

    島内外の人の繋がりが過疎を救う。「30年後誰もいなくなる」と言われる伊豆大島の存続に向け活動する夫婦の話 2019.02.26 Updated by 創生する未来 on February 26, 2019, 16:00 pm JST 人口減・観光客減・一次産業衰退という3つの課題。伊豆大島に移住した夫婦はいかにして結果を出したか。 全国的に地方の過疎化が進むなか、東京・伊豆諸島の一つ、伊豆大島も人口減少が著しい場所だということをご存知だろうか。東京という人口密度が日で最も高い地域に属しながらも、30年後には人がいなくなるかもしれないと言われている、消滅可能性都市*のうちの一つだ。 ▲千葉夫と長女。そして島の友人 この過疎化に直面している伊豆大島に移住した、千葉努・れみ夫。NPO法人Kichiという団体を立ち上げ、伊豆大島の人口減少、観光客減少、そして一次産業の衰退という3つの課題に対

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    nstrkd 2019/03/07
  • 頭の悪いAIの暴走を女性が止める

    頭の悪いAIの暴走を女性が止める Women stop unintelligent AI 2019.02.26 Updated by Mayumi Tanimoto on February 26, 2019, 11:34 am JST IT業界は、日でもアメリカでも女性の数が少ない世界で、メディアや教育の世界に比べると多様性に欠けた業界だと言えるかもしれません。 例えばアメリカの場合、IT業界テクノロジー系の仕事をする女性は25%(WOMEN IN TECH: THE FACTS)で、1980年代をピークに減っています。 しかし、この多様性のなさが、世の中にとって想像しなかったような大規模な問題を引き起こすことに気がついている人は多くはありません。 特に問題になるのはAIです。去年から、多様性のなさがAI開発に影響を及ぼしていることが注目を集めるようになっています。 例えばAmazon

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    nstrkd 2019/03/07
  • なぜイギリスとイタリアにはデスマーチがないのか?

    なぜイギリスとイタリアにはデスマーチがないのか? Why UK and Italy's tec 2019.02.25 Updated by Mayumi Tanimoto on February 25, 2019, 19:15 pm JST 前回は、電車遅延の場合、イタリアやイギリスでは通勤を諦める人が多いと書きました。会社側もどうぞ来ないでくださいといいます。通勤を諦めた人々は、さっさとパブやバールに行って昼から飲んでいます。 一日会社に来なかったらかと言って、仕事が困るとか、会社が潰れるということはないからです。 日では25日に起きた中央線の事故で、通勤しようとする人が駅に溢れまくったのと正反対ですね。 ところで、こういう国では作業の間違いや、事故などの不可抗力やストのために仕事が予定通りに進むことはあまりありません。 多くの職場では、スケジュールを組む時になるべく多めのバッファ(余

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    nstrkd 2019/03/07
  • 中央線遅延から考えた日本のITの生産性が最悪な理由

    中央線遅延から考えた日ITの生産性が最悪な理由 Think about Japanese Tech industry's productivity from train delay 2019.02.25 Updated by Mayumi Tanimoto on February 25, 2019, 11:28 am JST 2月25日の月曜日の朝から、停電のために中央線と総武線が朝の通勤時間帯に止まってしまい、散々な目にあった方が多いのではないでしょうか。 Twitterをのぞくと三鷹やその他の駅で、改札口やプラットフォームに入れない人の写真がたくさんツイートされていました。 なんとか会社に行こうとする人が大勢いたようなのですが、これが仮に私が住んでいたイタリアやイギリスの場合だと、ずいぶん違った光景になります。 主要路線でこのような不可抗力の事故があると、さっさと通勤をあきらめて会

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    nstrkd 2019/03/07
  • 自動運転は移動の「価値」を変えるか

    自動運転は移動の「価値」を変えるか 2019.02.19 Updated by 特集:モビリティと人の未来 on February 19, 2019, 17:54 pm JST 自動運転が私たちの生活をどう変えるのかを考える際に重要なのは、私たちの生活の中での「移動」にどのような価値があるか考えることだ。目的地まで速く快適に行くこと、ハイキングやウィンドウショッピングのように周囲の環境を楽しむこと、ランニングのような身体を動かすこと、商店街の知人と立ち話をするようなコミュニケーション・出会いが生まれること、ドライブやツーリングのような操作を楽しむこと、必要な物を必要な場所に運ぶこと、アドカーのように多くの人の目に触れさせること。このように、移動には実に多様な価値がある。自動運転は、単なる効率化・コストダウンのためだけではなく、このような多様な移動

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    nstrkd 2019/03/07
  • 2019年、Googleの”戦略級AI”はどこまで進んだか(そしてなにができないか)

    2019年、Googleの"戦略級AI"はどこまで進んだか(そしてなにができないか) 2019.02.12 Updated by Ryo Shimizu on February 12, 2019, 09:13 am JST 正月早々大きなニュースが飛び込んで来た。 DQN(ブロック崩しの攻略)、AlphaGo(囲碁で人間のトッププレイヤーに勝つ)と立て続けに成功を重ねて来たGoogle傘下の英DeepMind社が囲碁よりもさらに複雑なリアルタイムストラテジーゲーム(RTS)、「StarCraft2(SC2)」で人間に勝つという快挙を成し遂げたというのだ。 AlphaGoの場合、日国内にもプロ棋士がたくさんいたので、AlphaGoの凄みについての解説は散見されたが、StarCraft2というかなり古いゲームで人間に勝利することの意味が大多数の人たちにとってはよくわからない、というのが正直な

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  • 和力表現事典01「動き」

    和力表現事典01「動き」 2019.02.06 Updated by Yukimasa Matsuda on February 6, 2019, 13:22 pm JST 日のマンガの運動表現 日のマンガは、いつのころからか世界中で人気となっている。里中満智子さんによると、1970年代、日の出版社が、日のマンガをアメリカに売り込もうとしたころは、モノクロで、情けない話が多く(『ドラえもん』のこと)、つまらないし、これは「コミック」(いわゆる漫画と、コミカル=喜劇的とあわせている)ではない、とアメリカの出版社に言われたそうだ。アメコミのカラーやヒーローものが当たり前と思っていたからだろう。 それから数十年、日のマンガは世界で市民権を得た。その理由はいくつかある。ストリーテリングが優れていた、というのが一番の理由だが、描画表現もきわめてユニークだったことも一因。 たとえば、大胆なコマ

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    nstrkd 2019/03/07
  • 深層学習の今のところの限界「何ができて、何ができないか?」

    深層学習の今のところの限界「何ができて、何ができないか?」 2018.01.08 Updated by Ryo Shimizu on January 8, 2018, 08:29 am JST あけましておめでとうございます。 先日、MIT Technology Reviewにこのような記事が掲載されていました。 深層学習の過大評価は危険、ウーバーAI研究所の前所長が指摘 この論文を発表したのはニューヨーク大学の心理学者のゲイリー・マーカス教授。心理学者ということで、我々情報工学の立場とはまた違う立場で深層学習にできることとできないことを分離しています。 筆者はこのニュースを見て最初は反発したのですが、原文を読んでみると現状のディープラーニングの課題についてよくまとまっているのではないかと思いましたので紹介します。原文はこちら ■ディープラーニングの限界 マーカス教授によると、ディープラー

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    nstrkd 2018/01/09
  • 税制で貧富格差の拡大を防ぐことはできるか

    税制で貧富格差の拡大を防ぐことはできるか 人と技術と情報の境界面を探る #009 2017.06.19 Updated by Shinya Matsuura on June 19, 2017, 07:00 am JST 貧富の格差を放置して良いと思う人はいないだろう。だが、なぜ放置してはいけないのだろうか。 答えは、「貧富格差が拡大すると、社会が荒廃し、さらには経済が回らなくなるから」だ。 富める者と貧しき者の間の格差が大きくなると、2つの社会階層が分離する。べ物や飲み水の質、居住地域の治安、子弟が受けることのできる教育——すべてが二極分化する。 格差の拡大は同時に社会を「我々とあいつら」に分断する。「あいつらは、我々が手に入れることができない寝床に寝て、手に入れることができない高級車に乗り、手に入れることができないい物をべている」という恨みと、「あいつらは、臭くて汚いところに済み、

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    nstrkd 2017/06/21
  • 空から見るアメリカ内陸部と「わるいのはあいつらだ」の論理

    空から見るアメリカ内陸部と「わるいのはあいつらだ」の論理 人と技術と情報の境界面を探る #001 2017.04.10 Updated by Shinya Matsuura on April 10, 2017, 07:00 am JST アメリカは、東海岸と西海岸に別れて産業や研究拠点が立地している。このため取材などで訪れると、大陸横断の航空便に乗ることになる。 東海岸と西海岸の時差は3時間だ。ロサンゼルス・ニューヨーク便ならば、飛行時間は5時間半ほど。つまり時差の約2倍の時間をかけて、旅客機は2つの海岸線を結んでいる。飛行中、下に見えるのは、アメリカ大陸の自然、そして、内陸部の暮らしだ。雄大なロッキー山脈の風景だったり、荒れ地をどこまでも一の道路が延びていたり、延々とトウモロコシの畑が続いていたりーー時には高度1万mを飛ぶ旅客機のはるか下方を、小さな自家用機が飛んでいたりもする。そして

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    nstrkd 2017/04/26
  • 情報の流通形態と社会組織

    情報の流通形態と社会組織 人と技術と情報の境界面を探る #002 2017.04.17 Updated by Shinya Matsuura on April 17, 2017, 12:51 pm JST 温故知新ーー故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る。 出典は「論語」。原文は「子曰、温故而知新、可以為師矣。」で、「子曰く、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし」と読む。「過去のことを調べれば、現代の新しい事物も知ることができる」という意味だ。孔子は思想家・哲学者であると同時に政治家でもあったから、この言葉は社会と歴史の関わりについて述べたものと見て間違いない。 実際問題として、この指摘は、半分正しく、半分正しくないというべきだろう。現在の社会がなぜこの状態なのかは、過去を調べていくことで見えてくる。 が、そこに見いだした法則性や規則性が、未来にも通用するかといえば、必ずしもそ

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    nstrkd 2017/04/26
  • 情報と人・モノの流れが社会を変える

    情報と人・モノの流れが社会を変える 人と技術と情報の境界面を探る #003 2017.04.24 Updated by Shinya Matsuura on April 24, 2017, 07:00 am JST 前回、「情報の流通が、社会制度を規定する」という話を書いた。あるいはピンと来なかったかも知れない。が、「人とモノの流れに関する技術が、社会制度を規定する」というと、多くの人は割と素直に「そうだろう」と思うのではなかろうか。 そもそも文明の発祥には、河川の存在が大きく関係していた。河川は下流に肥沃な平野部を形成するからだが、一方で河川があれば船を使って大規模な物資の輸送が可能という理由も見逃せない。 世界史的に見れば、物流における最初の技術革新は、外洋の荒波を乗り切ることが可能な竜骨のある船であろう。古代のフェニキア人は竜骨のある船を使って地中海を往来し、貿易により富を蓄積して、

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    nstrkd 2017/04/26
  • “ライブ”と“テクノロジー”のコラボハッカソン開催〜Billboard LIVE MUSIC HACKASONGに垣間見る未来

    “ライブ”と“テクノロジー”のコラボハッカソン開催〜Billboard LIVE MUSIC HACKASONGに垣間見る未来 2017.02.22 Updated by Yoshiko Kano on February 22, 2017, 08:09 am JST 2017年1月26日、六木・ビルボードジャパン東京にて、“ライブ”と“テクノロジー”を組み合わせることで新たなライブ体験を生み出すことをテーマにしたハッカソンの、最終発表と表彰式が行われた。ハッカソンは開催から約3か月にわたって実施された長丁場の開発期間が与えられたプロジェクト。全10チームの参加者たちが、Dentsu Lab Tokyo、TOSHIBA、napster、レコチョクの4社から技術提供を受けて企画・開発・制作を行い、成果を発表した。 最終審査会では審査員長の中村伊知哉氏(慶應義塾大学大学院、メディアデザイン研

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    nstrkd 2017/04/26
  • 温泉で死にたくなければIoTを活用すべし

    温泉で死にたくなければIoTを活用すべし Use IoT if you do not want to die at spas 2017.04.19 Updated by Mayumi Tanimoto on April 19, 2017, 07:15 am JST 先月ロンドンで開催されたSmart IoTは、最近のIT系イベントの中では最も盛り上がっていましたが、いくつか気になる企業がありました。 イギリスのIoT系スタートアップ企業が集まるブースで目立っていたのがスマートシティ系のプロジェクトです。その中でも訪問者が多かったのがイギリス北部の大都市の一つであるマンチェスターで実施されているThe CityVerve Projectでした。CiscoやBT、マンチェスター市、10社のベンチャーが参加するコンソーシアムであり、イギリス政府が56億円を拠出するIoTプロジェクトの一つです。3

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    nstrkd 2017/04/26
  • DeNAとヤマト運輸、自動運転・配送実現に向け「ロボネコヤマト」実用実験をスタート

    DeNAとヤマト運輸、自動運転・配送実現に向け「ロボネコヤマト」実用実験をスタート 2017.04.17 Updated by Asako Itagaki on April 17, 2017, 06:25 am JST DeNAとヤマト運輸は、2017年4月17日から2018年3月31日まで、神奈川県藤沢市の一部エリア(12000世帯・人口30000人)を対象に、「ロボネコヤマト」プロジェクトの実用実験を実施する。オンデマンド配送サービス「ロボネコデリバリー」と、買い物代行サービス「ロボネコストア」の2つのサービスを提供する。 ▼「ロボネコヤマト」専用車両 ロボネコデリバリーは、受取人が希望の日時・場所で荷物を受け取ることができる配送サービス。配送時刻の指定は配送希望日当日に10分刻みで選択可能で、対象エリア内であれば自宅以外の場所でも受け取り可能だ。 ▼ロボネコデリバリー 受取指定画面

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    nstrkd 2017/04/26
  • 明晰な知能の定義

    明晰な知能の定義 The definition of bright intelligence 2017.03.31 Updated by Ryo Shimizu on March 31, 2017, 09:39 am JST AIと一口に言っても、大きく分けて深層学習以前と以後に分けられます。 深層学習以前のAIは、はっきり言って停滞していました。 停滞しつつも、手書き文字認識や音声認識といった分野で着々と実績を積み上げ、そしてそのどこかに「越えられない壁」のようなものを感じてまた停滞する、ということを繰り返してきました。 昨今注目されているAIは深層学習で、実は深層学習屋さんと、それ以前の機械学習または自然言語処理屋さんは仲が良くないのです。 深層学習以前の世界では、AIの研究というと、「情報をどう扱うか」「情報のどの部分に着目するか」ということ、専門的な言葉でいえば「情報の特徴量」をど

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  • ネットにしか居場所がないということ(後編)

    ネットにしか居場所がないということ(後編) The Internet Is Not Therapy 2016.11.30 Updated by yomoyomo on November 30, 2016, 18:16 pm JST (前編はこちら) ウィキペディア編集者の墓標 ワタシもアンドリュー・マクミランの文章を読んで初めて知ったのですが、ウィキペディアの編集合戦がこじれにこじれるなどし、第三者の介入を余儀なくされたエリオットの事例は、実は例外的なものではなかったりします。英語版ウィキペディアは、7人からなるサポートチームを組織しており、ウィキメディア財団は、ウィキペディアにおける編集者同士の(メンタル面の問題を含む)深刻なトラブルを調査し、対応できるようにしています。 具体的には、最近の更新がボランティアのコミュニティのメンバーにより監視されており、何か問題があれば上記のチームに連絡

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    nstrkd 2016/12/03