MessagePackハッカソン #3が開催され、Bashoで場所を提供したので僕も久しぶりになんかやることにして、そういえばmsgpack-erlangの新仕様の実装が途中だったのでやることにした。で、できた。というわけで、さまざまな事件を乗り越えて策定された新仕様をErlangのサンプルコードつきで解説しよう。新仕様の目玉はふたつあるので、それぞれ解説しておきたい。 文字列型 これまでMessagePackは「ほぼJSON互換」だったのだが、その正体は、Cらしくバイナリ型(raw)を <<101XXXXX>> とか 0xDA, 0xDB で表現していた。一方JSONにはバイナリ型はなくて、文字列はUnicodeでなければならないので、生のバイナリをそのままJSONに持っていくことはできなかった。で、新しい仕様ではこれまでバイナリ型に割り当てられていたところを含めて、新しく文字列型をつく
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