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ブックマーク / blog.tinect.jp (201)

  • 日本でリストラされた技術者が台湾企業で大活躍しているのを見て、本気で恐怖を感じた。

    20代や30代の人にはほとんど印象がないかも知れない。 パソコン黎明期の時代、すなわち1990年代後半から2000年代前半にかけて。 この頃に多少なりともパソコンのヘビーユーザーであった40代以上には、台湾製のデバイスや消耗品は最悪であると言う印象を持っていた人が、とても多いのではないだろうか。 30枚が束になっている台湾製のCD-Rをソフマップで買えば、そのうち書き込みエラーが発生する確率はロットによって10枚に迫る勢いで、とても使えない。 そのため、大事なデータは日製CD-Rに焼き、どうでもいいテンポラリーのデータは台湾製で焼くというのが、当時の常識になっていた。 それでも当時、30枚が束になっている台湾製CD-Rが1500~2000円程度であるのに対し、日製CD-Rは3枚で1000円ほど。 そのため、仕事やプライベートでCD-Rを大量に使う人はどうしても、台湾製CD-Rの「当たり

    日本でリストラされた技術者が台湾企業で大活躍しているのを見て、本気で恐怖を感じた。
  • 本屋さんには「本が選べる・買えること」以外の本質的な価値がある。

    屋が減っている。この事実はたぶん、ほとんどの人が知っているだろう。 日著者販促センターの統計によると、2000年に2万軒以上あった書店が、2017年5月には1万2000軒にまで減っているそうだ。東京オリンピックが開かれる2020年には、2000年に比べて半数程度の書店数になっているかもしれない。 時勢を踏まえると、屋が減るのは残念だがしかたのないことだろう。でもわたしは、自分でモノの価値を判断する場として、屋は絶対になくなってほしくないと思っている。 意外に多くの人が訪れている屋 2016年に行われたYahoo!ニュースの意識調査調べで、「『リアル書店』に行く頻度は?」という質問が投げかけられた。 これだけ屋が潰れているんだ、さぞや屋離れが進んでいるのだろう……。そう思っていた。 しかし意外なことに、週に複数回書店に行く人は15.3%(17,648票)、週に1回程度行く人は2

    本屋さんには「本が選べる・買えること」以外の本質的な価値がある。
  • 広報業務を「(マス)メディアへの記事掲載をねらう仕事」という担当者が結構多くて、ちょっとびっくりした話。

    ちょっと前の話ですけど。 広報担当者が集まる場に招待されたので、ノコノコとでかけていきました。 私自身も、自社の広報を担っているので、みんながどんなことをしているのかなーと、興味は当然あるわけです。 で、彼らに混じって、話を聞くと、こんな感じです。 「広報って難しいですよねー。」 「そうですねー。」 「特に成果の定義が難しいですよね。」 「当に。」 「どんな感じの成果設定になってますか?」 「メディアの掲載数がメインですね。あとは格が高くて、大きな媒体に掲載されたかどうか。」 「ああ、うちもそんな感じです。」 「テレビとかの取材をうけるのにいい方法って知らないですか?」 「知り合いのディレクターを紹介しましょうか?」 「あそこの編集者をしってますよ。」 ほうほう……。 私が一番面白いと思ったのが、多くの広報担当社の成果が「メディアへの掲載」で測定されていること。 つまり 「日経に掲載さ

    広報業務を「(マス)メディアへの記事掲載をねらう仕事」という担当者が結構多くて、ちょっとびっくりした話。
  • 結局、人生の質を左右するのは「時間の使い方」だ。

    新卒採用をしていると、いろいろな気づきがあるものだ。 特に、率直な疑問をぶつけられたときの収穫は大きい。 先日、新卒の内定者から「今から身につけておいたほうがいい重要スキルって、何かありますか?」という質問があった。 会社の役員たちは、専門的なスキルを様々回答していたが、真剣に考えていくと、最も汎用的で、最も人生を通じて役に立つスキルは「時間を扱うこと」に対するスキルではないかと感じた。 というのも、多くの人が指摘するように質的には時間とは、すなわち人生だからだ。 「一瞬一瞬の時間の使い方を積分したものが人生」だという事実は、気づきにくいが質である。 今日、やるべきことをやらなかったら、そのぶん人生を無為に過ごしたことになるし、「充実した今日」を積み重ねれば、それは「充実した人生」と同義である。 もちろん人生に何も望まない、という人もいよう。 そういった方に関しては、時間の使い方に関し

    結局、人生の質を左右するのは「時間の使い方」だ。
  • 「惜しみなく人に与えて成功する人」と「単に搾取されてしまう人」の紙一重の差とは。

    こんにちは。コワーキングスペース「Basispoint」の運営会社、Ascent Business Consulting代表の北村です。 コワーキングスペースを運営していると、数多くのコンサルタントや、フリーランス技術者、起業家などにお会いします。 中には大成功を収める人もいるのですが、彼らをよく観察すると成功者と言われる方々には、一定の共通項があるように見えます。 成功者は、成功するべくして成功する。 成功者の定義は様々ですが、一般的には「経済的に恵まれ」さらに「社会的に認められている」人を、ここでは成功者と呼ぶことにします。 そして、成功者の議論をするときに常に付いて回るのは、「成功は運か?それとも実力か?」という議論です。 様々な意見があるとおもいますが、私の経験からいえばこれは明らかに「実力」です。 成功者は、成功するべくして成功するのです。コワーキングスペースに来る方々を観察す

    「惜しみなく人に与えて成功する人」と「単に搾取されてしまう人」の紙一重の差とは。
  • 日本は「人生の選択肢」について考えづらい国かもしれない。

    人生哲学なんてたいそうなものは持ち合わせていないが、わたしは選択肢の多い人生を送りたいと思っている。 「これしかできない」よりも「たくさんの可能性のなかから選べる」という人生の方が、楽しそうだからだ。 でも、「日人生の選択肢について考えづらい国かもしれないなぁ」なんて思っている。 * 日では、中学を卒業したら高校へ進学し、高校に進学したら大学に行くか就職するのが「ふつう」だ。 わたしも長い間、日的な規定路線に疑問をいだかずに生きてきた。 中学3年生になったら自然と進学塾に行くようになり、成績を鑑みて地元の公立+私立の滑り止め1校を受け、予定通り高校生になった。 高3になれば、大学受験を見越して勉強する。わたしが通っていた高校はほぼ全員進学希望だったから、これまた深くは考えなかった。大学は知名度とアクセス、偏差値からある程度絞り、一度も触れたことのない学問をウィキペディアで調べて受験

    日本は「人生の選択肢」について考えづらい国かもしれない。
  • 人生の極意は「読解力」と「好きなことしかやらない」の2つだ。

    高校生ぐらいだかの時、人生に深く失望した事がある。事の経緯を簡単に書くとこんな感じだ。 1,  自分は普通レベルの進学校にいる人間だけど、頑張って勉強しても、どうも真ん中ぐらいの順位しかとれないらしい。 2,  世の中にはここよりも、沢山の頭のよい学校がある。となると世の中には自分よりも圧倒的に頭の良い人がたくさんいる事になる。同世代前後なら、少なく見積もっても一万人以上はいるだろう。自分よりも頭のよい人が一万人も世の中にいるのだとしたら、自分の順位はよくて一万位以下である。 3,  そうなると・・・自分はこのまま一生平凡なまま一万位以下にずっといて、浮かび上がることなく人生が終わってしまうのではないか・・・ とまあ、こんな事を15歳ぐらいの時に思ったのである。 ただその後、自分は人生で二回ほど、文字通りハッと覚醒するような体験をした。 そしてどうもこの覚醒するような体験をしたか否かが、世

    人生の極意は「読解力」と「好きなことしかやらない」の2つだ。
  • 一見、理解されがたい仕事のスキルの所有者たちが、正当に評価され、報われますように

    いきなりですが皆さん、システムの保守・運用っていうと、どんなことする仕事なのかってご存知ですか? 勿論、一言で保守とか運用って言っても、対象となるシステムにもよりますし、担当者の守備範囲にも、契約の内容にもよるんで、あまり一概に言える話でもないんです。 ないんですが、それを承知でざくっと言ってしまうと、例えば一般的なwebシステムでいえば、 ・システムの負荷監視、死活監視、パフォーマンス監視 ・トラブル時の調査・問題切り分け・障害対応 ・インフラの故障対応 ・ネットワーク監視 ・バックアップ対応 ・定期メンテナンス ・ジョブ管理 ・マニュアル・ドキュメント管理 ・障害対応訓練 ・バージョン管理・変更管理 ・ログ管理 ・セキュリティパッチ対応 ・瑕疵対応、バグ対応 ・修正開発時の事前調査 この辺については、まあ代表的な保守・運用の仕事と言ってもそんなに問題ないでしょう。正確にいうと、保守と運

    一見、理解されがたい仕事のスキルの所有者たちが、正当に評価され、報われますように
  • 人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。

    先日、Twitterを見ていたら、あるアカウントが「論理の間違い」を指摘されていた。 「そこは因果関係ではなく、相関があるだけですよ」と、指摘されたのだ。 だが、客観的に見れば、指摘はまっとうで、非難めいた口調でもなく、丁寧な指摘だった。 ところが、そのアカウントの主は、怒った。 「私がいいたいのは、そのようなことではない」と、指摘した人をブロックした。 * 最近、親戚がうちに来てくれたときのこと。 その方は、親切で、人の世話を焼くのが大好きな方だ。非常に献身的で「子どもたちのために、スープを作りたい」と、わざわざ遠くから来てくれたのに、料理を振る舞ってくれた。 ところが、子どもたちがスープをあまり飲まない。 「味が変」というのだ。 その方は「好き嫌いはダメだよ−」と子どもたちにいうのだが、結局、子どもたちはスープを残してしまった。 味をみたが「これちょっと酸っぱくない?」と指摘したとこ

    人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。
  • 消費者には「道徳」とか「法律」で古臭いやり方を押し付けても、何も変わらない。

    無料で漫画が読み放題となっていた漫画村というサイトがつい先日、閉鎖となった。 僕は漫画村というサイトを使った事はない。ただ、このサイトに関する話題を聞いた時、ついに漫画の世界も次のステージに移る段階に来たのではないかと思い、大変ワクワクした。 実はこの手のコンテンツ無料流用事例は、様々な分野で10年ぐらい前から多発していた。 例えば僕が高校生ぐらいの頃には、ナップスターという音楽違法ダウンロードサイトについて、アメリカで随分と問題になっていた。 欲しい音楽を検索し、ダウンロードすれば机にいながらにして、回線が許す限り無限に音楽が手に入るというちょっとビックリするような状態だった。インターネットが世界をぶっ壊す感じを肌で感じ、もの凄くワクワクしたのを今でもよく覚えている。 その頃、たまたま仲の良かったアメリカ人の友達にナップスターについて聞いた事があったのだけど、彼のナップスターに関する意見

    消費者には「道徳」とか「法律」で古臭いやり方を押し付けても、何も変わらない。
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  • 「ブラック企業」には、劣悪な待遇を我慢させ、人をつなぎとめるノウハウがあった。

    ブラック企業には一風変わった、『愉快なノウハウ』がある。 例えば『給与が少ない』『休みも無い』そんな劣悪な環境なのに、ナゼか、長年ブラック企業で働いてしまう社員がいるのはナゼか? 「暴力や恫喝で社員を縛り付けているだけだろう?」と、安易に思い込んでいる人もまだまだ多い。 しかし数々のブラック企業を渡り歩いてきた私が思うに、そんなクソブラック企業がまかり通るのは 『人と人を鎖でつなぐのが上手いから』だと思う。 数年前のある日、『ブラック営業会社』だったわが社に、40歳を過ぎた中年男性が入社してきた。 これには当時、営業課長だった私も困惑しました。 なにせ社内の平均年齢は25歳前後。まだ10代の社員もチラホラいた。 40代なんて……ヘタをすれば自分の父親と変わらないような年齢。 新人は「日よりお世話になります!」と深々と頭を下げて、皆の前で元気よく挨拶はしてくれたものの…… 私も同僚たちも(

    「ブラック企業」には、劣悪な待遇を我慢させ、人をつなぎとめるノウハウがあった。
  • 「面倒くさいって感じられるヤツは数学の素質がある」と言ってくれた先生の話

    最近次女が「わたしふつうのおんなのこになったから!」と宣言するようになりまして。 ベガでも倒したのかなと思っていたところ、ヒアリングしてみるとどうも「幼稚園を卒園したから、園児ではなくふつうのおんなのこ」ということらしいです。 次女の言語感覚は実にユニークでして、以前ピアノの練習をしている時「ちびっこピアニストだねー」と言ってみたところ 「ちがうの!ちょっとピアノがうまいだけのふつうのおんなのこなの!」 とも言っていましたので、「普通の女の子」というワードに何か特殊なこだわりがあるようです。 譲れない何かがあるのは良いことです。 ということで、いきなり全然関係ない余談で申し訳ありません。前回に続いて、長男の勉強の話をします。 長男の勉強を見ていると結構色んな再発見がありまして、私自身頭の体操になって助かっているんですが。 なにせ私と長男は親子ですので、感じ方も色々と似ておりまして、「昔自分

    「面倒くさいって感じられるヤツは数学の素質がある」と言ってくれた先生の話
  • とある学園都市の自殺率が劇的に減少した理由がなかなか知見に溢れていた

    前回、学校内でイジメが起きる原因について書いた。 簡単に内容を要約すると、イジメは個人のマインドによるものではなく、閉鎖された空間に密集させられ高ストレス状況下に置かれれば、誰だって行ってしまう可能性があるというのが記事のテーマだった。 閉鎖された空間に人間を密集させると、人は人をいじめるようになる | Books&Apps 実はこれに限らず、人は意外と環境に影響をうけやすい。私達は自由意志を持っていると誰しもが思っているけれど、実は人と人との距離感で心のあり様は相当に左右される。 というわけで今回は心と身体の距離感が人の心に与える影響について書いていこうかと思う。 筑波研究学園都市という場所がある。ここは国家プロジェクトにて、高水準の研究と教育を行うための拠点として、茨城に建設された街だ。 アメリカのアイビーリーグのような大学を中心とした知識人が集う良き学園都市を目標として作られたのだと

    とある学園都市の自殺率が劇的に減少した理由がなかなか知見に溢れていた
  • 小学四年生の長男に「残業禁止」を徹底してみた話

    どうもしんざきです。最近、長男と二人で「アオアシ」というサッカー漫画にハマっています。大変面白いので読んでみてください。 長男、10歳。小学4年生。将来は東急電鉄に就職して電車の運転手になる、と固く決意している清く正しい電車好き少年です。 割と最近まで、しんざき家には長男就寝時間問題というものがありました。 長男には、「中学受験をしたい」というモチベーションがあります。幾つか中学の文化祭を見に行った時に、「この中学行ってみたい!」と心に来たところが何校かあった模様です。 プラレールや鉄道模型展示が主要な興味だったんじゃないか説もありますが、まあ理由がなんであれ、やる気が出るのは良いことだと思います。 で、折角人にモチベーションがあるので、昨年から塾に行き始めまして、塾友も作って今のところ元気に通っています。 帰りにコンビニで買いいしたり、幼稚園卒園以降離れ離れになっていた友人と再会出来

    小学四年生の長男に「残業禁止」を徹底してみた話
  • お金なしで生きることは出来ないのに、子どもの頃にお金のこと教えないでどうするんですか

    割と最近になって認識したことなんですが、「子どもに対してお金の話を隠蔽したがる大人」というのは、どうもかなりの数いるような気がしています。 例えば、知り合いの親御さんとお話していたりとか。 例えば、少し高齢の小学校の先生とお話している時とか。 「お金はどう動くのか」とか、「日常生活を送る時に必要なお金の多寡」とか、その程度の話であっても、「いやー子どもにあんまりお金の生臭い話は…」みたいな感じで、話に出すのを嫌がる方が、少なくとも私の観測範囲だとそこそこの数いらっしゃるんですね。 人によっては、「子どもの前でお金の話は絶対しない」なんて人もいます。 なんというか、性の話と同じように、お金の話を軽いタブーのように扱っている親御さん、ちょくちょく見受けられるんです。あまり触れてはいけない話題、触れることが道徳的に忌避される話題。 勿論、家庭の方針は家庭それぞれ、子どものありようは子どもそれぞれ

    お金なしで生きることは出来ないのに、子どもの頃にお金のこと教えないでどうするんですか
  • 便利さに依存して、自分で何もできなくなっていた、という話。

    みなさんは、『ドラえもん のび太のブリキの迷宮(ラビリンス)』という映画をご存知だろうか。 わたしは小さいころ三度のメシよりドラえもんが好きで、「ドラえもん博士」を自称していた。そんなわたしが、ビデオテープが擦り切れるまで何回も何回も見た映画だ。 そんなわたしは20年後、クローゼットを修理しながら、「サピオになってはいけない……!」と心の中で誓うこととなる。 ロボットなしでは生きていけないチャモチャ星人 1993年に公開された『ブリキの迷宮』は、ロボットに頼りきりになった人間の末路を描いた作品だ。 ドラえもんとのび太が手に入れたふしぎなトランク。そのトランクは、ブリキのおもちゃたちが暮らす不思議なブリキンホテルに繋がっていた。 そこでのび太たちはサピオと名乗る少年と出会い、サピオが生まれたチャモチャ星は人間とロボットによる戦いが起こっていることを知る……とまぁこんな感じだ。 科学文明が発達

    便利さに依存して、自分で何もできなくなっていた、という話。
  • ノウハウは外部に公開すべきでしょうか?それとも隠したほうがいいのでしょうか?【PR】

    先日、ソウルドアウトの荻原氏から「ノウハウを公開することの是非について」の話があった。 荻原:「先日、顧客満足についてのセミナーを、とある老舗の大手企業から依頼されましたが、セミナーの終了後「オープンであること」について、かなりの質問を受けました。」 安達:「具体的には?」 荻原:「今、弊社ではLISKULという、webメディアを運営しています。サイトには、webマーケティングのノウハウを詳細に載せてます。それが、どうやらとても不思議だったようで。「そんなことをして、競合に真似されたらマズイでしょ」って聞かれたわけです。」 安達:「はい。」 荻原:「面白いですよね、私個人は「情報をオープンにすること」が計り知れない恩恵があると思っているのですが、全くそう思っていない人がかなり居るんだなと。オープン化は現代の知識集約的な産業には必須だと思います。」 安達:「ノウハウを公開することは危険ではな

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  • 「どこに住むか」という、収入や就ける仕事を大きく左右する問題について。

    インターネットの登場で、「どこに住むかは、あまり重要でなくなった」とする識者、論者が数多くいる。 彼らは「インターネットさえあれば、どこでも稼げる。どこでも仕事ができる。」と述べ、中には地方移住を強く勧める人もいる。 もちろん「どこに住むか」はその人の価値観によって大きく満足度が異なるため、一概に「地方が良い」「都会が良い」などということはできない。 究極的には、「住」に何を求めるかは人それぞれだからだ。 だが、最近の研究によれば、 こと「お金」と「面白い仕事」がほしいのであれば、間違いなく都市、さらにその中でも「イノベーション産業」が集積する都市に住むべきであるとの結果が出ている。 片田舎に住んではいけないし、旧来型の製造業が主体となる都市でもダメだ。 カリフォルニア大学バークレー校の都市経済学教授、エンリコ・モレッティは、著書の中で次のように述べている。 トーマス・フリードマンはグロー

    「どこに住むか」という、収入や就ける仕事を大きく左右する問題について。
  • 「70歳を超える父母が、ついに新聞を読まなくなった理由」について。

    正月に実家に帰った時、一つのことに気づいた。 実家にあるべき、新聞がなかったのだ。 両親に聞くと、「新聞をとるのをやめた」と言っていた。 両親は70代、団塊の世代真っ只中で、他のどの世代よりも新聞を信頼していただろうはずなのに、である。 電通に勤める知人は 「新聞は既にマスメディアではなく、セグメントメディアになってしまった。そのセグメントは高齢者だ」と言っていた。 が、ついに70代の父母まで、新聞をとらなくなっていたとは、軽い衝撃を受けた。 そんな気持ちでいたところ、ある記事が目に飛び込んできた。 「新聞ビジネスの凋落」についてである。 「新聞崩壊」はたった一年でこんなに進んでしまった(現代ビジネス) 新聞の凋落が2017年も止まらなかった。日新聞協会がまとめた2017年10月現在の新聞の発行部数合計(朝夕刊セットは1部と数える)は4212万8189部と、1年前に比べて115万部減少し

    「70歳を超える父母が、ついに新聞を読まなくなった理由」について。