Swift の機能提案は Swift Evolution で行われるのですが、 Swift の標準ライブラリに Result 型を追加するプロポーザル SE-0235 が承認されました。その結果、 Swift 5 で Result が標準ライブラリに追加されます。 本投稿では Result とは何か いつ Result を使うべきか Result をどのように扱うべきか 今のうちに Result に備える方法 を説明します。 Result とは何か Swift にはサードパーティ製の antitypical/Result という人気ライブラリがあり、 Result に馴染みのある人も多いと思います。本節では、 Result に馴染みのない人のために Result について簡単に説明します。 Result はエラーハンドリングに用いられる型で、次のように宣言されます。