インテルのCPUがひっ迫している。 全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」(2018年3月~19年3月)によると、パーツ単体としてのインテルCPUの販売台数シェアは、1年前には78.0%を占めたが、この3月は58.6%まで下がり、逆に22.0%だったAMDのシェアは41.4%まで急上昇している。 店頭で販売される単体CPUの販売台数の推移をみると、インテルは18年11月から5か月連続で前年を下回っている。これに対してAMDは、一貫して前年を上回っており、19年2月は前年同月比235.9%という高い伸びを示した。業界全体の販売動向をみると、19年1月に前年同月比79.2%と底を打ってから、この3月は126.9%まで回復した。AMDがけん引している様子が分かる。 インテルの鈴木国正社長は3月28日の記者会見で「少しずつ改善はしているが、ひっ迫している状