10年あまりPerlを利用してきたはてなが、なぜ新たな開発言語としてScalaを選択したのかや、言語の変化が開発フローにどのような影響あたえたのかについて解説します。Scalaの言語自体にフォーカスするのではなく、Webアプリケーション開発にScalaを採用したメリットやデメリットを、Perlと比較しな…
要旨 Algorithm::LossyCount というモジュールを書きました。これを使うとそこそこメモリ効率良く大規模なデータの計数ができます。アクセスランキング集計とかに使えるんじゃないでしょうか。 Github MetaCPAN 動機 例えばブログホスティングサービスで HTTP サーバのアクセスログを集計して人気のあるブログ記事ランキングを出したいとします。 Perl でデータの出現頻度を計数するのはハッシュを使うのが鉄板なので、適当に書くとだいたいこんな感じのコードになると思います: #!/usr/bin/env perl use v5.18; my %access_counts; while (<>) { chomp; my $access_log = parse_access_log($_); next if is_article_request($access_log);
こうするのがいいかなーと思ってる。経緯は端折って大枠だけ。Webアプリケーションプロジェクトの場合です。 cpanfileちゃんと書いてコミット 今やどこでもやってますね。scan-prereqs-cpanfileも便利です。 開発者は各自carton installでモジュールをインストール。プロジェクトごとにPerlをビルドしたりしてる場合は、cpanm --installdeps .でも別に良い。 CI環境でcpanfile.snapshotを作る CI環境は必ず以下のとおりとする。 本番環境と同じアーキテクチャ 本番環境と同じバージョンのPerl まっさらな状態(Globalに何のモジュールも入っていない) CIにcarton installもさせて、必要なモジュールをlocal/に入れてテストさせる。毎回サラからcarton installしてたら時間かかるので、git pull
Jitsi Meet is a secure videoconference service that allows you to host your conference on your se...
序章 最近筆者があるシステム上の非同期ワーカーに対して作業していたところ、新しいコードをデプロイしてこのプロセス達を再起動すると全てのワーカーが同じタイミングで停止→再起動してしまうのでアラートがちらほら流れてきました。クリティカルなものではないのですが、アラートはうざいです。さらに開発機では何回か失敗もしたのですが、その失敗のせいでワーカーが起動に失敗することもありました。その間は当然ワーカー機能は止まったままです。 アラートはできればみたくないのです。さらに万が一新しいコードが起動に失敗した場合でも前の世代が動いていればこのあたりの心配をする必要がなくなります自分がそのあたりに手を入れるタイミングでServer::Starterをかまして対処してしまうことにしました。 元のワーカー まず前提として、このワーカー達は以下のような形で「実行するワーカーのコマンド名(実際はクラス名)」と「い
In 2003 the Perl development community was made aware of an algorithmic complexity attack on the Perl’s hash table implementation[1]. This attack was similar to reports over the last few years of attacks on other languages and packages, such as the Java, Ruby and Python hash implementations. Written by Yves Orton The basic idea of this attack is to precompute a set of keys which would hash to the
[追記] 色々と問題を修正しましたので、最新版 (v0.0.5) をご利用なさる事をおすすめ致します。 (問題を報告して下さった@__gfx__さん、@uzullaさんありがとうございます) [追記ここまで] この度、Pod::Text::Color::Delight というモジュールをリリース致しました。 https://metacpan.org/pod/Pod::Text::Color::Delight https://github.com/moznion/Pod-Text-Color-Delight Perlの入門書や入門エントリ等を読みますと、「Perlのドキュメント調べるなら、`perldoc` コマンドでひくのが手っ取り早くて良い!」みたいな事がよく書かれていて、まあまあそれはその通りだよなーとは感じつつも、 `perldoc` コマンドで出力されるドキュメントって白黒で淡泊す
現状、本稿ははげしくかきかけです。フィードバックをおまちしております。 はじめに† Perl で C の拡張がスラスラと書けたら……。C の拡張がスラスラ書けたら、ネイティブのバインディングもスラスラ書けるし、ホットスポットを C で最適化するなんてこともお手の物。書けたらいいけど、XS ってなんかむずかしそう……。 ちがうんです! 今までの XS の教え方がまちがっていたんです!この教材をつかえば、誰でも簡単に今すぐに XS を書けるようになるんです。Perl の C 拡張を書いて同僚や上司を アッー! と言わせちゃおう! この教材では XS のややこしい機能をつかわずに、Perl の C 拡張を書く方法を伝授!初心者でもすぐに C 拡張が書けるようになるぞ! 前提知識† 本稿では一般的な C の知識および Perl の知識を読者がもっていることを想定しています。XS の知識や Perl
Perlなんて大嫌いです。 モジュールの最後の「1;」のダサさったらないし、$@とか諸々の省略形に吐き気がするし、オブジェクト指向は完全に後付けで「bless」でまず脱落しそうになったし、クラスメソッドとインスタンスメソッドの区別もないし、アンスコ始まりをprivate methodとみなす紳士協定だし、インスタンス変数は外からいじり放題だし、$@がグローバル変数なのも罠だし、Test::Moreなどのモジュールはsub{}で頑張ってDSLっぽくしようとしているのがなんだか涙ぐましいし、ググり方次第でインターネット黎明期のしょうもないCGI記事がわんさか出てくるし、そもそもPerlのスローガン「TMTOWTDI(やり方は1つじゃない)」とか大嫌いだし(初心者は酷い書き方ができてしまうし、ベストなやり方を模索する必要があるし、それでいて他人と開発するときは全てのやり方を把握していないと読めな
As soon as I saw a Flame Graph visualization I knew it would make a great addition to NYTProf. So I’m delighted that the new Devel::NYTProf version 5.00, just released, has a Flame Graph as the main feature of the index page. In this post I’ll explain the Flame Graph visualization, the new ‘subroutine calls event stream’ that makes the Flame Graph possible, and other recent changes, including impr
NAME Feersum - A PSGI engine for Perl based on EV/libev SYNOPSIS use Feersum; my $ngn = Feersum->endjinn; # singleton $ngn->use_socket($io_socket); # register a PSGI handler $ngn->psgi_request_handler(sub { my $env = shift; return [200, ['Content-Type'=>'text/plain'], ["You win one cryptosphere!\n"]]; }); # register a Feersum handler: $ngn->request_handler(sub { my $req = shift; my $t; $t = EV::ti
Songmuです。 Perlは5.10以降多くの機能が追加されていますが、巷のCPANモジュールの多くは5.8と互換性を保って書かれていることもあり、普段その機能を目にしない人も多いでしょう。僕自身のCPANモジュールも多くは5.8.1以降対応ですが、最近手元で動かすようなものに関しては5.10.1対応にすることも増えてきましたがそれでも、5.10.1止まりです。 実際のプロジェクトにおいては5.10以降の機能も使えるものは積極的に使っているのでその辺りの話。 say: 改行付きprint (5.10) printしてその後に改行を入れてくれる関数です。地味に便利です。 use 5.010; say 'Hello'; # Hello ワンライナーでも -E スイッチで使えるようになるので近年は-eを使わずに専ら-Eです。 % perl -E 'say "Hello"' Hello //:
あるプログラミング言語で実際にWebAppを開発できるようになるまで、何が必要だろうか。言語仕様の習得は終えているとしよう。おそらく、最低限以下のような知識が必要だと思われる。とりあえずPerlについて知っていることを書いた。 パッケージマネージャ まずライブラリの管理。モジュールをインストールし、可能であればバージョンを固定し、適切にロードする機能が必要だ。Perlの場合は cpanm というCPANクライアントでライブラリをインストールする。バージョンの固定とライブラリパスの設定は carton で行う。 https://github.com/miyagawa/cpanminus https://github.com/miyagawa/carton アプリケーションサーバ Webサーバへのインターフェイスとしては、PSGIという仕様がある。PSGIに準拠したツールキットとしてPlack
App::FatPackerとは、依存モジュールを全て1つのファイルに押し込んでパックしてくれるライブラリです。CPANにあります。 pack your dependencies onto your script file http://search.cpan.org/~mstrout/App-FatPacker-0.009001/ 依存モジュールを解決して1枚のスクリプトにまとめてくれるようです。 perl使いの間で大人気の「cpanm」でもこれが使われています。 どっかでcpanmの紹介として「1枚岩のスクリプト」みたいな表現を目にしましたが、要するにこれのことを指していたようです。 ちなみに作者はlocal::libの人。 「ファット」って響きが心に刺さりますが、id:miyagawaさんも使ってることだし、きっと良質モジュールなんだろうなーと思って触ってみました。 使ってみて まず
App::highlight is a bit like grep, except that it doesn't filter out lines. In exchange for seeing all the output you get a lot more fun highlighting options to play with, and full Perl regex support of course. I gave this talk at the London.pm technical meeting in July 2013. App::highlight is available on Github and CPAN.Read less
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