課程博士(コースドクター)に関して色々と話題が多い昨今ですが、個人的には「何となく行く人はやめるべきだし、得るものがある人は進むべき」と考えています。 なお、以下の文章は論文博士(社会人ドクターなど)は範疇外です。 また、基本的に博士過程を念頭に書いていますが、一部は拡大して学部や修士も同様の考えかたをしても良い場合もあるかも知れません。 1.「けものみち」を進むつもりで 大学、大学院までであれば普通の就職もできる場合が多いです。 しかし、博士課程に進学すると、いわゆる「普通の」就職はしにくくなります。 そのため、博士課程に進学するのであれば、いわゆる「けものみち」に突き進むかも知れないという自覚を持ちましょう。 博士課程に進学した事で自分の名前を売ったり、様々な人脈が形成できるように努力しないと、後で苦労するかも知れません。 就職するにしても、学会やその他活動などで既に知人が居て半分コネ