食品大手が食料危機に備えたバイオ技術を導入する。明治ホールディングス(HD)はチョコレート原料のカカオを細胞培養、味の素は微生物から生成したたんぱく質を食品に応用する。食料は異常気象による不作や人口増で供給不足が見込まれる。自給率の低い日本にとってバイオ技術は食料安全保障にもつながる。培養技術などのフードテックは欧米が先行し、法整備も進んでいる。日本は細胞性食品などの安全性や表示に関してルール
大阪公立大学などの国際研究チームは観測史上、最大規模のエネルギーを持つ宇宙線を観測した。この宇宙線を構成する粒子を「アマテラス粒子」と名付けた。正体は謎で、発生源をたどれば、天体で起きる新しい現象の発見につながる可能性がある。成果は24日、米科学誌サイエンスに掲載された。宇宙線は天体爆発などで放出される電荷を帯びた微小粒子で、宇宙空間から地球に降り注ぎ、大気と衝突すると、シャワー状に枝分かれし
塩野義製薬は11月にも臨床試験(治験)に入る新型コロナウイルスワクチンについて、2021年末までの生産能力をこれまでの計画の約3倍の年3000万人分以上に引き上げる。海外ワクチンへの輸入依存のリスクを減らすため、開発段階から大規模量産の準備に踏み切る。新型コロナのワクチンはインフルエンザワクチンのように鶏卵を使ってのウイルス培養が難しいため、ウイルスの遺伝子情報を基に昆虫細胞を使ってワクチンを
パソコンやスマートフォンの使い過ぎで、脳が過度に疲弊している人が増えているという。「脳過労」になると、認知症やうつに近い症状がでることもある。リスクを知り、デジタル機器の使い方を見直したい。「ここ10年ほどで働き盛りの30~50代が『もの忘れ外来』を受診するケースが増えている」。こう語るのは脳神経外科医で各地から患者が訪ねる、おくむらメモリークリニック(岐阜県岐南町)院長の奥村歩氏だ。パソコン
めまいを訴える人のほぼ半数は「良性発作性頭位めまい」というあまり聞き慣れない病気だ。耳の中にある小さな「耳石」が三半規管に入り込み、平衡感覚をつかさどる細胞を乱す。不快な症状が何度もぶり返すことはあっても、良性というだけあって悪化しないのが特徴だ。ほとんどの人は適切な運動で耳石を取り除け、症状が治まるという。40代のAさんはある朝、急なめまいの発作に襲われた。ベッドから起き上がった瞬間に目の前
語学の勉強をしなくても世界の人々と意思疎通できる時代がやってきた。人工知能(AI)を用いた「ニューラル機械翻訳(NMT)」技術が猛烈な勢いで発展しているからだ。言葉の壁は大幅に低くなった。翻訳業界は再編が始まった。街中では自動翻訳機が急増中で、観光業界や店舗、運輸、病院などに普及し始めた。将来的には自動翻訳機が1人に1台、普及する可能性も出てきた。【次回記事】自動翻訳機、1人1台時代へ 観光・交通で活躍30年分の技術を一気に凌駕「翻訳業界全体が、雷に打たれたような衝撃を受けた。これは50年に一度の破壊的技術であると」──。自動翻訳サービスを手掛けるXtra(エクストラ、東京・千代田)社長でロゼッタ執行役員の古谷祐一氏は
【プレスリリース】発表日:2019年8月22日熟練の研究者の「勘と経験」を誰でも簡単に再現~たった数分で単結晶構造解析の結果の事前評価が可能に~■ポイント▽従来の単結晶構造解析は、試料の選別や、高精度の解析結果を効率良く得るための計測条件を、熟練の研究者の「勘と経験」で決定していた。▽統計解析技術の1つである「ベイズ推論」を用いることで、選別した試料から得られる単結晶構造解析結果や、設定した
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く