4月12日、OECDが29カ国を対象に行った調査で、1日の労働時間が最も長いのはメキシコ人、有償労働では日本人が最長だったことが分かった。都内で1月撮影(2011年 ロイター/Yuriko Nakao) [パリ 12日 ロイター] 経済協力開発機構(OECD)が29カ国を対象に行った調査で、1日の労働時間が最も長いのはメキシコだったことが分かった。逆に最も短かったのはベルギー。日本は有償労働の時間が一番長かった。 メキシコ人の1日の労働時間は有償、無償(家事を含む)を合わせて平均10時間。ベルギーは7時間で他の大半の調査国の平均8時間を1時間下回った。 調査はOECD加盟26カ国と中国、インド、南アフリカの15─64歳を対象に、1日をどのように過ごすかを調べた。ただ、対象には仕事を引退した人や休暇中の人も含まれていることから、休暇制度の充実している国や定年年齢の低い国の平均労働時間は短くな