全都市カタログ - ご隠居のブログThe Whole Erath Catalogの最終版が出版されたのが、1974年。 その翌年の1975年に植草甚一編集の宝島が全都市カタログの第１集を出した。 全都市カタログは、その後第３集（アウトドア・ライフ）まで発行され、別冊宝島①「全都市カタログ保存版」としてまとめられた。 「全都市カタログ」Introductionより 君は単なる読書人、学究たらんとするのか、それとも物を見る人たらんとするのか？ 君の運命を読みたまえ、君の眼前にあるものを見たまえ、そして未来に足をふみ入れたまえ。 ―H・D・ソーロー 神吉三郎訳／岩波文庫より 全都市カタログの機能 「全都市カタログ」は、都会の子であるシティ・ボーイが、自己のアイデンティティを求めて旅に出たとき、つまり自分の本質をつきつめてよく理解しようとしたときに、具体的なかたちでなんらかの役にたつであろうものを、一定の基準のもとに選びだし、分類
