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ブックマーク / kazenotori.hatenablog.com (64)

  • ライトノベルの世代分けを考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    世代分けって楽しいですよね。 無意味に「第3世代の特徴はこうだ!」などとレッテルを貼ったり、「第1世代の素晴らしさと比べて最近の世代は」「第7世代の面白さを理解できない老害は消えろ」なんてワイキャイと言い争いたいものです。 というわけでライトノベル作品の世代分けを考えてみましょう。 第1世代 ソノラマ・コバルト世代 1977年 高千穂遙『クラッシャージョウ』 1979年 栗薫『グイン・サーガ』 1980年 新井素子『星へ行く船』 1982年 田中芳樹『銀河英雄伝説』 1983年 菊地秀行『吸血鬼ハンターD』 1984年 氷室冴子『なんて素敵にジャパネスク』 ラノベ史のスタンスは「ソノラマ・コバルトから始める」か「スニーカー・ファンタジアから始める」かで大きく分かれる気がしますが、ここではとりあえず「スニーカー・ファンタジア以前」をひと括りに「第1世代」として位置づけようと思います。 ソノ

    ライトノベルの世代分けを考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ
    nununi
    nununi 2021/02/04
    ついていけてたのは第四世代までだなあ。さいきんライト文芸の方に以降してしまった。
  • ライトノベル「完結」年表 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    最近「2020年はいろんな作品が完結して時代の節目のような年になるかも」的な言説を耳にしまして、確かにいろんな作品の完結が重なるタイミングってあるよなあと思ったので、主だったラノベを「完結年」に合わせて並べてみました。 基準としては「テレビアニメ化されている」かつ「10巻以上刊行された」かつ「完結している」ラノベです。 また、巻数は「編のみ」、つまり短編集や番外編的なものを含まない数字になっています。いったん完結したあと十年後に復活、みたいなパターンをどう考えるかということで、とりあえず読者が「完結した!」と思うタイミングを狙ってみています。とはいえ、「編かどうか」は機械的に分類できるものでもないので、あくまで参考程度のものということでお願いします。 完結年 タイトル巻数 備考 1999年 (1)SMガールズ セイバーマリオネットJ12巻 2000年 (1)スレイヤーズ15巻長編シリー

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    nununi
    nununi 2020/04/02
    完結年による長編ラノベリスト。2010年台はラノベあまり読まなかったから、知らないうちに完結してる作品がかなりある。
  • 「小説家になろう」の読者層は「10代20代が過半数」! - WINDBIRD

    小説家になろう」読者にはオッサンが多い――という噂は、その意外性もあってかよく広まっているのですが(ググってみると「なろう系ラノベの読者層は30代~40代」や「異世界転生ものの読者層は40代の中年男性が殆ど」といったページが引っかかります)、反面、「なろう」運営が実際の利用者データを発表していることはあまり知られていません。 というわけで、こちらが2019年の数字です。 ──ユーザーの年齢層や性別の割合はいかがでしょうか。 平井 ユーザー登録されている方々のデータしかないので、実際に利用されている層とは少々異なるかもしれませんが、割合としては男性が6割くらい。女性は確実なのが3割で性別を入力していない方が1割くらいです(※1)。 年齢層は20代が44パーセントで半分近く、10代が14パーセント、30代が24パーセントと、これでほぼ8割を占める計算になります。あとは40代が12パーセント、

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  • 最近のライトノベルは「共和国」をどう描いているか? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    togetter.com ここ数日、「共和国なのに王様が統治しているラノベがあって嘆かわしい」という話題が盛り上がっておりまして、「ラノベならさもありなん」とか、「考えなしに共和国って名前だけ使ってるんだろ」とか、あるいは「そもそもラノベに共和国とか出てこなくね?」とか、好き勝手に言われていましたので、最近のラノベで「共和国」がどのように描かれているか、というところを軽く紹介してみたいと思います。 『86 -エイティシックス-』のサンマグノリア共和国 86―エイティシックス― (電撃文庫) 作者: 安里アサト,しらび,I-IV出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/02/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る「ラノベ 共和国」でググったら真っ先に出てきました(2019年4月現在)。ラノベ業界において次世代のホープと見なされている人気作品でございます。

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  • これさえ読めば定義論も安心! ライトノベル周辺マップ! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ライト文芸だのキャラノベだの新文芸だの、いろんな呼び名が次々に出てきてわけわかんない、いったいぜんたいどーなってんのー!という声にお応えして、最近のラノベがどうなってるのか大雑把に解説しちゃうよというコーナーです。 まあ基的に主観なので、補助線程度に受け止めて、あとは自分の目で確かめろ、というスタンスでお願いします。 Inkarnateっていうファンタジーみたいな地図がつくれるサイトを利用しました。だんだん楽しくなっちゃって、あれこれ国名っぽく書いたり、意味もなく船とかタコとか追加したりしてしまった。 ライトノベル さて、「ライトノベル」の特徴といえば、それは「小説王国」と「オタク連邦」の交易中継点であることだと思うんですよね。 しばしば「ライトノベル小説ではなく漫画の仲間だ」などと言われますが、それは半分正しく、半分間違っていて、ある視点から見たときライトノベルは間違いなく「小説王国

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  • ラノベ業界最大手企業の社長・川上量生氏が垂れ流したラノベに関する偏見・虚偽・流言について - WINDBIRD

    追記:元のタイトルは「ラノベ業界最大手企業の社長・川上量生氏が垂れ流した『雑なラノベ語り』について」でしたが「雑かどうかではなく虚偽かどうかを語れ」と言われましたのでタイトルを変更いたしました。記事内容としてはもとより「川上量生の主張は偏見にもとづく流言でありラノベの主人公が努力をしてはいけないというのは虚偽である」というものです。 ――社会がバラバラになってしまった世界とはどのようなものなのでしょうか。なかなか想像はつきにくいですが。 もうすでに、半分そうなっていますよ。ネットの中でも既に価値観が多様化している。(中略)例えば、ライトノベルの分野で言うと、今は売れるための絶対の方法があるんです。 ――軽いタッチで描かれた、若年層向きの小説ですね。 ライトノベルの主人公は努力しちゃダメなんです。読む側が自分を投影できなくなるからです。ヒロインは都合よく向こうからやってくる。超能力などの能力

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  • ライトノベル『この恋と、その未来。』の打ち切りについて - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    (2016/9/16追記) 『この恋と、その未来。』 最終巻となる6冊目、11月に発売します。四郎と未来、ふたりの結末はファミ通文庫からしっかりお届けしますので、こちらも楽しみにお待ちください。 10月は嬉野秋彦最新作『魔術師たちの就職戦線』登場! そして11月にはあの作品の完結巻が……! | FBにゅーぶろ|話題のラノベ情報が見つかる! 打ち切り回避! ファミ通文庫は神! (追記終わり) 『この恋と、その未来。』が打ち切られた、というニュースが飛び交っています。どうやら最新刊のあとがきでそのようなことが書かれていたそうなのですが、電子書籍待ちの私はまだそれを読めていません。しかし、事実であるとすれば当に残念で、当に理解しがたい話です。 『この恋と、その未来。』、あとがきを読むと「編集部から5巻で完結させろと言われたけど、完成度優先させて6巻構成にしたよ。6巻目はファミ通文庫からは出な

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  • 最近話題の「ラノベ天狗」ってなあに? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「最近のラノベはなぜ叩かれるのか」問題の盛り上がりに伴って、にわかに「ラノベ天狗」の存在が注目されているようです。雑な「ラノベ批判」を見つけ出しては晒し上げて殴りつける神秘の存在・ラノベ天狗。いい機会ですので、その生態について解説を試みたいと思います。 ラノベ天狗の秘密その1:個人の名前です 「弓道警察」みたいな曖昧な存在ではありません。Twitterでのアカウントは @srpglove 、はてなでは id:srpglove です。「シミュレーションRPGラブ」という意味ですがSRPGの話はあまりしません。 ラノベ天狗の秘密その2:花の女子中学生 ラノベ天狗は中学2年生の女の子です。人が言っているので間違いありません。 ラノベ天狗の秘密その3:あんまりラノベを読んでいない ラノベ読者の代弁者・代表者として捉えている方も多いようですが、天狗さんはあんまりラノベを読んでいません。ラノベクラス

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  • これまでのライトノベル定義論の超大雑把な流れ - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ライトノベル」という呼称の誕生 2ちゃんねるに「ライトノベル板」が誕生 2000年1月24日にライトノベル・雑誌・エンターティメント板として開設された。 「ジュブナイル」「ヤングアダルト」「ティーンズ文庫」などあった中で「ライトノベル」が採用される。ラノベ読者のあいだで徐々に「ライトノベル」がデファクトスタンダードに。 「あなたがそうだと思うものがライトノベルです。ただし他人の同意を得られるとは限りません。」 ライトノベル板における血で血を洗う定義論の末に生み出されたローカルルール。その後も影響力を保つ。 ラノベVS.ライノベ略称抗争 「ライノベ」ってきょうび聞かねーな。 ライトノベル解説ブーム、ラノベ原作アニメの増加、涼宮ハルヒのヒット これにより「ライトノベル」という呼称がラノベ読者以外にも広まる。少年向けラノベ中心の流行だったため「少女向けラノベはライトノベルに含まれない」という

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  • ライトノベルのイラストは売上アップの特効薬ではない - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    昨日今日で話題になっている以下の騒動。 炎上作家、でした : 世界に愛を心には萌を 15分でわかった気になれる幾谷正氏の非公式宣伝活動と艦これ圧力の話 - Togetterまとめ 単純に言えば、作家がイラストレーターに販促を頼んだら断られた、という話なんですが、作家がものすごく精神的に追い詰められていて、それで事態が悪化・拡大してしまった、という印象を受けました。同情するけど擁護はできないという感じ。悲劇的ですね。 騒動の原因の一つとして「幾谷氏がイラストレーターに期待しすぎている」ということが挙げられると思います。 「イラストレーターのファンが少しでも買ってくれたら」くらいの気持ちだったら分かるんですけど、ブログを読むかぎり、「有名イラストレーターでないとまったく勝機がない」というほどまで思い詰めていて、その考えを編集者やイラストレーターに押し付けてしまったようです。 「ライトノベルはイ

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  • Kindleを使うべきか?BOOK☆WALKERを使うべきか? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    電子書籍ライトノベルを買うとなると、おそらく「Kindle」か「BOOK☆WAKLER」の二択になると思いますが(他のストアを使っている人がいたらすみません)、ラノベ読み的にはどちらのほうが良いのでしょう。 個人的にはB☆Wを使っています。電子書籍ストアとしては致命的なほどシェアの少ないB☆Wですが、それをなぜ利用しているかと言えば、運営元のKADOKAWAがラノベを多く出している出版社だからです(もちろんB☆WではKADOKAWA以外の出版社のラノベも買えますよ)。 参考 Kindleストア利用者が半数越え――OnDeck電子書籍ストア利用率調査 - ITmedia eBook USER やっぱりラノベはBOOK☆WALKERだった・・・ #ララノコン | ビバ☆電子書籍! 出版社の大挑戦せきらら日記 一方のKindleは、世界中から絞り上げた資金力と、ハード・ソフト両面での技術力を備

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  • 2010年以降限定でオススメのライトノベル15選 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    偏読家が選ぶおすすめライトノベル10選 - ぐるりみち。 という記事のブックマークコメントで、 ラノベ界は2000年代後半が一番アブラ乗ってた印象。 などと書かれていてムキーッとなったので ・1巻が2010/1/1以降に刊行されたシリーズ物 ・まだアニメ化されていない という条件でオススメを選んでみた。 ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (1) (電撃文庫) 作者: 宇野朴人,さんば挿出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2012/06/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 167回この商品を含むブログ (35件) を見る不思議な力を持つ「精霊」と共生してきた世界の、まさにいま科学による変革が起こらんとする激動の時代に、古き帝国を改革しようとする皇女と、その同志である5人の若者たちの活躍を描いた群像劇。 2010年以降のラ

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  • 「大ライトノベル主義」と「小ライトノベル主義」 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ドイツ主義 - Wikipediaドイツ主義 - Wikipedia フランクフルト国民議会では、ドイツ統一を巡る方針として、主に二つの選択肢があった。 オーストリアを含めた「大ドイツ主義」、オーストリアを含めない「小ドイツ主義」である。 2013年ラノベ周辺総括 - 小説☆ワンダーランド このnyapoonaさんの素晴らしい記事を読んでいただけると分かるように、ライトノベルの影響範囲は年々広がりを見せ、いまや容易には全体を把握できないほど、広く深く「ライトノベル」が出版されるようになってきています。 もはや、ラノベの話をするにもまず定義の摺り合わせが大変ですし、書店員さんだってどの作品をどの棚に置けばいいのか困ってますし、市場調査なんかも「どの範囲を調べてんだよ」って感じですし、ライトノベル作家が小説にとどまらない活躍をしたり、非商業の作品が「ライトノベル」を自称したり、東に「これ

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  • 嗚呼、華麗なる富士見ミステリー作家たち - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    かつて「富士見ミステリー文庫」という伝説的なライトノベルレーベルがあった。 詳しくは以下の記事を読んでほしい。 さよなら富士見ミステリー文庫 ―好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! 富士見ミステリー文庫追悼の辞・レーベル編 - SSMGの人の日記 富士見ミステリー文庫追悼の辞・作品編 - SSMGの人の日記 さて先日、『機巧少女は傷つかない』のアニメ化が発表された。 この作品自体はMF文庫Jから刊行されているものの、作者の海冬レイジは富士見ミステリー文庫の新人賞の出身。 そう、富士ミス大賞受賞者の作品のアニメ化は、史上初の快挙である。 考えてみれば、近年は富士ミスに縁のある作家たちの活躍が目立つ。 そこで、主だった「富士ミス作家」たちの現在を簡単に紹介してみたい。 海冬レイジ 第4回富士見ヤングミステリー大賞の大賞受賞者。田代裕彦や壱乗寺かるたと共に生え抜きとして富士ミスを支えたが、

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  • ライトノベルの定義を「コミュニティ」に求めてみる説 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ライトノベルの定義については、以前に大雑把にまとめたことがあるので、興味のある方はそちらもどうぞ。 ライトノベル定義論三大派閥 - WINDBIRD まず思い浮かべたのはニコニコのコミュニティである。「ニコニコミュニティ」と書くと別の意味になってしまうので、長ったらしいが「ニコニコのコミュニティ」と書く。 動画の上を流れていくコメント、急に割り込んでくる時報、自由にアフィリエイトを貼り付けられる市場……ニコ動の特徴的な機能はいくつかある。しかし、実際にニコ動をニコ動たらしめているのは、2ch文化とMAD文化を掛けあわせてそこに若さをプラスしたような、あの独特な「ニコニコのコミュニティ」ではないだろうか。 それをライトノベルの定義に流用してみたい。すなわち、ライトノベルを定義付けるのは、内容でも外見でもなく、それを取り巻くコミュニティである、と。 ライトノベルの立ち位置は特殊である。あるとき

  • ボカロ小説はライトノベルか? - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    近年のライトノベルのトレンドは「周辺領域の拡大」である。 関連:2012年ラノベ周辺総括 - 小説☆ワンダーランド 特に興味深いのが、「Web小説(の書籍化)」と「ボカロ小説」だ。 Web小説はArcadiaや小説家になろうといった小説投稿サイト、ボカロ小説はニコニコ動画と、どちらも大きなネットコミュニティを拠地としている点が特徴である。 また、今年のオリコンランキングライトノベル部門では、『アクセル・ワールド』『魔法科高校の劣等生』など、小説投稿サイト出身の作品が上位を占めた。 2012年 ランキング特集『ヒット作の定番化――シーンをけん引するキーワードとは!?』-ORICON STYLE エンタメ アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫) 作者: 川原礫,HIMA出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/02メディア: 文庫購入: 15人 クリック

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  • 新しくシリーズ物を読み始めたい人にオススメのライトノベル - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    「1巻で完結している作品だと物足りない…」 「人気のあるシリーズは10巻以上出ていていまさら買い集められない…」 「でもアニメ化されていないラノベはよく分からない…」 そんな悩みを抱えているあなたのために「いまから買い始めても遅くないライトノベルシリーズ」をご紹介します。 ピックアップ条件は、 第1巻が今年発売(かつ1冊で完結していると思われる作品は除外) シリーズ物で未完結(ただし「未完だけど続きが出ずに打ち切り」ということは当然ありえます) 自分で読んで面白かったもの(効果には個人差があります) 広沢サカキ 『アイドライジング!』 アイドライジング! (電撃文庫) 作者: 広沢サカキ,CUTEG出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2011/02/10メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 365回この商品を含むブログ (48件) を見るアイドライジング!〈2〉 (電

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  • 「日常系ライトノベル」の特異性 - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    『日常』から「日常系」という存在を捉えてみる - ピアノ・ファイア で、『あずまんが大王』のギャグを強くしたのが『日常』だとしたら、逆にギャグを薄味にしてリアリティを加味したのが「日常系萌え四コマ」であると。 そうすると、どちらも同じ系譜が枝分かれしただけだとわかる。 日常系アニメも「あるある系コメディ」と「ギャグマンガ」があくまでベースにあるのであって、いきなりストーリーアニメの世界に「萌え」や「日常描写」がふってわいたわけではない、って見方が肝心でしょう、ということです。 日常系四コマが『あずまんが大王』を見て描かれた作品群だとしたら、日常系ラノベ、特にその初期の『生徒会の一存』や『ラノベ部』は、おそらく『らき☆すた』を見て書かれているのでしょう。 しかも、それは『らき☆すた』の作品内容を移植しようという以上に、「四コマ漫画ライトノベルにする」という、小説技法上の挑戦的な側面が強いよ

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  • ライトノベル新人作品の改題前→改題後 ~MF文庫Jの快進撃の裏には優れたネーミングセンスが~ - ウィンドバード::Recreation

    Twitterで「なんか改名・改題が多いなMFJ…」とツイートしたら「『MFJの快進撃の裏には、優れたネーミングセンスが』というエントリーを書け」という指令が下ったので書く。 関連記事:ラノベ作家が考えたタイトルと実際のタイトルを比較 : 2のまとめR というわけで、以下はMF文庫Jの歴代新人の改題・改名リスト。 改題・改名どちらも行われている場合は赤、改題のみの場合は黄、改名のみの場合は青で色分けしております。 データはこちらからいただきました→The page you were looking for doesn't exist (404) 第一回 『自己中戦艦2年3組』秋鳴 → 『青葉くんとウチュウ・ジン』松野秋鳴 『彼女はこん、とかわいく咳をして』名波薫2号 → 『かのこん』西野かつみ 『ロックスミス! カルナの冒険』月見草平 → 『魔法鍵師カルナの冒険』 『どっちがネットアイドル

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  • 2009年下半期ライトノベルサイト杯の集計結果が発表されました! - WINDBIRD::ライトノベルブログ

    ライトノベルサイト杯。それは、名だたるライトノベルサイト管理人たちが一堂に会し、お気に入りのラノベをとにかく布教しまくる、年に二度の一大イベント。(注:この箇所はネタですので「ほとんど読んでないけど投票したい」という方もラノサイ杯は誰でもウェルカムです) 「ラノベはどれを読めばいいか分からん」というあなた、「近頃のラノベはどれも似たり寄ったりでうんざり」と思っているあなた、「『……は××ない』っていうタイトル多すぎじゃね?」とのたまっているあなた(いや当に多いけど)、「表紙の見分けつかなさすぎワラタwww」と草を生やしているあなた、そんなことを言っていられるのもいまのうちだ! そら、ラノベの読みすぎで睡眠不足になってしまえ! と意味不明に煽ってみたところで、得票数の上位10作品を簡単に紹介してみたいと思います。ちなみに全て未アニメ化作品です。 49票『紫色のクオリア 』 紫色のクオリア

    2009年下半期ライトノベルサイト杯の集計結果が発表されました! - WINDBIRD::ライトノベルブログ