ウェブサイトは時間の経過とともに新陳代謝が進んでいきます。WARPで集めた国の機関サイトの中から1,000万ファイルを抽出して、過去5年間の残存状況を分析しました。 URLの残存率 2010年から2014年の各年に存在したURLが2015年にどのくらい残っているかを示したのが以下のグラフです。残存率は年をさかのぼるにつれて低くなり、5年前(2010年)のURLは60%がなくなっているのがわかります。 内容の残存率 URLが残っていることと内容が残っていることは必ずしも同義ではありません。URLが同じで内容が変わる場合や、反対に同じ内容でURLが変わる場合もあるからです。 そこで、同じ内容が残っているかどうかについてハッシュ値による分析も行いました。ハッシュ値とは、電子ファイルを特定の計算方法で操作して得られる値で、ごく僅かでも内容が変わるとハッシュ値も変わるため、ファイルの内容が同じものか
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