まず、テレビがすごく好きだったからです。ずっとテレビっ子だったんで、小学生の頃、友だち同士で「あの番組みた?やばかったね!」と言い合ってました。そんなみんなの目に一斉に触れるもので、インターネットやWEBのスキルを活かしたい気持ちがありました。 あと、自分なりに、キャリア戦略のようなものがあったんですよね。たとえば、インターネット企業でプログラミングができる、デザインができるという人たくさんいて。 でも、テレビの世界にはまだまだ少ない。でも、これからの時代は絶対必要になる。希少価値の高いところに行けば、自分を高く売れるんじゃないか?と思ったんです。 ― テレビ局に入社してからは、どのような仕事に携わられたのでしょうか? 最初は「制作技術」というカメラや音声、照明を担う部署に配属となり、僕は照明を担当していたんです 。で、最初の1年は「照明助手」ですね。照明監督から「あそこにライトを立てて」
