本当はこういうのをエンジニアの未来サミットでお話できればよかったんだろうと思って、電車の中でふと思ったことをガンガン書く。 IT業界に携わってシステム開発を行っている方々で最も多い層は、受託開発という形でシステムを作ったりメンテナンスをされている方々のはずです。江島さんのニッポンIT業界絶望論というエントリが出てから「受託開発なんてうんこ」みたいな空気がすごく醸成された感があると思うのですが、無自覚にふわふわとイノベーションにかぶれるのもいい加減にして欲しいと思います。 確かに受託開発には負の側面があります。誰でも始めることが出来る参入障壁の比較的ゆるい世界ですが、どこでも出来るような仕事しかやっていないような会社はすぐに行き詰ります。そういうお話は結構耳にします。受託開発という形態をとって実際には技術者を派遣しているだけの創造性のかけらもないような会社もたくさんあると思われます。こういう
イタリアンワイン&カフェレストラン サイゼリヤ http://www.saizeriya.co.jp/index.html さっき、「がっちりマンデー」で紹介されてたのだが、 その特集がすごい面白かったので紹介。 TBS「がっちりマンデー!!」 http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/20080914/1.html 理科系戦略で大成功 これは番組側の見出しなんだけど、 取締役12人中、8人が理科、工学系の大学出身者でしめられる。 当然社長も。 それがどうしたという解説は以下。 低価格でお客様に喜んでもらえるように。 全メニューを頼んでも2万6千円にしかならない イタリア料理店としては驚異の低価格戦略。 そんなんで赤字にならないかと思うけど 「お客様が喜んでくれる価格で提供するのが一番最初。 そこからどう企業努力するのかを考える」 と、ここまではまだ普通
ユーザー企業のみなさんは、システム開発プロジェクトを進める際、ITベンダーに次のような依頼をしたことはないだろうか。 経営判断でシステムの稼働日は決まっている。だが、肝心の要件は固まっていない。「何としても納期を守ってくれ。要件定義と並行して、仕様が固まっている部分から、開発作業に着手してくれないか」。 すでに開発が済んだ部分について、利用部門から大きな仕様変更の依頼が来た。「予算はもう増やせない。申し訳ないが、最初に契約した金額のままで修正してくれないか。次の案件も御社に発注するから」。 新システムの予算を何とか確保した。あとはこの予算でシステムを開発してもらうだけ。「ハードウエア込み、要件定義から運用設計まで、すべて一括で契約してほしい」――。 頻繁とは言わないまでも、システム開発を進めるうえでは“よくある話”だ。問題があると分かっていても、経営層や他部門からの要請で、こうした依頼を
ベンチャー支援をしている知人から、総務省のプロジェクトでこんなんつくりましたということで、「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」という資料が送られてきたのだが、これが無料で配布されている資料とは思えないほどの非常に充実した内容で、いつか会社を始めるかもしれないと思っている人にはきっと役に立つだろうと思ったのでブログで紹介したいと思う。 冒頭に下記のように宣言されているだけあって、その内容は実に生々しい。 説得力ある合理的な事業計画」をどう作成し、日々の経営にどう活かすのか、相談相手の少ないベンチャー経営者の参考にしていただくこと、指針を少しでもご提供することを意図している。こういった努力の結果、日本から急成長ベンチャーが1社でも多く生み出されることを強く祈願したい。 P.5 総務省 ICTベンチャー向け事業計画作成支援コースの意義 より 事業計画作成について詳しく記された書籍は10年来多
こんにちは、檀上です。2007-09-19に株式会社ソフリットを登記して、今日で半年になります。あっという間です。おかげさまで新しい生活にも慣れ、日々楽しく過ごしています。会社も1月に初めて単月黒字が出て、なんとか通期で黒字が出せそうな感じになってきました(まだまだ厳しいですが)。ということで、会社を作った今期の前半を振り返るまとめエントリーを書いてみようと思います。これまでもいくつかそういうまとめを書くタイミングがあったような気がするのですが、悉く逃してきたので、今回は頑張ります。正直ブクマ狙ってます。 会社の説明(追記) 株式会社ソフリット http://soffritto.org/ ウェブアプリケーションの開発保守やその受託などをやってます。 一人でやってます。 退職〜設立 7月に退職を決意し、7/31に退職願を出して受理される。 8月は飲み会の嵐。サシで呑みまくった。 8/31に退
2008/03/10 フリーランスのITエンジニアを支援し、開発業務の共同受注を行っている首都圏コンピュータ技術者株式会社(MCEA)は3月10日、同社とフリーのITエンジニア、そしてシステム・インテグレータ(SIer)とがジョイントベンチャーを組んで、開発業務を共同受注する取り組みを新たに始めると発表した。これまで個人事業主であるフリーエンジニアとMCEAとの共同受注だけだったが、新たにSIerとも手を組み、より大規模な開発案件を受注できるようにする。同社はこのジョイントベンチャー方式によってIT業界の悪弊といわれる多層請負構造が構成できなくなるとしている。 MCEAは当初、個人事業主のフリーITエンジニアによる協同組合だったが、協同組合法の改正によって組合員が1000人以上の協同組合は「上場企業以上の透明性が求められるようになった」(MCEA 代表取締役会長 横尾良明氏)ことで、200
いよいよ2月18日から確定申告の受付が始まる。期限は3月17日まで1カ月間。筆者は一昨年アイピーアールとして広報コンサルティング業+ライター業で独立し(達人の仕事術参照)、昨年初めて青色申告を行った。サラリーマン時代は税金とか簿記とか会計には全く興味がなく、それらの知識は皆無といえるほどだった。申告内容が正しいか否かは分からないが、なんとか青色申告ができたのは青色申告ソフトのおかげだ。 起業、独立を考える方は何か専門の知識をお持ちであろう。プログラミングであったりデザインであったり写真撮影であったり、何かしら得意とする分野で起業するのが普通だ。逆にいうとその分野には詳しくても、税金や保険、年金等には疎かったりすることが、微妙に独立に対し精神的障壁になっていたりしないだろうか。 筆者も「経理とか面倒臭いなぁ」と言う思いを持っていた1人だ。しかし実際に独立してみると、面倒と言う思いは変わらない
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