ウェザーニューズとTwitter Japanは3月9日、日本各地のネットユーザーが報告する自然災害の状況を公開するサービス「#減災リポート」を発表した。各地に散らばるユーザーの災害情報ツイートをリアルタイムで取りまとめ、状況の特定を迅速化する。今夏、専用のWebサイトを、無料で一般公開する予定。 自然災害が発生した地域のウェザーニューズ会員やTwitterユーザーが、「#減災リポート」というハッシュタグを付けてツイートした内容を、ウェザーニューズが提供する気象情報と組み合わせ、日本地図上に表示する。「今、どこでどのような災害が起きているか」「起きる可能性が想定されるか」を視覚的に分かりやすくする狙い。 例えば、ある地点に強い雨が降っている場合、その地域のユーザーの投稿を地図上に取り込み、実際にどのような状況か、次に雨雲が移動する地点はどんな状況になる可能性があるか――を把握できるという。一