今回のテーマは、リーマンショック以降ここ数年再び活況を呈しているM&Aのシステム対応に言及してみたい。本ブログシリーズでは、バックナンバー2014.10.5「モデルドリブンM&A対応とCIOの振舞い」で、M&A対応ではまず両社のシステムのモデリングありきである事をお話した。今回はさらに踏み込んで、両社のシステムを結合するポイントに“データHUB”を用いる手法について具体的にお話したい。以前からデータHUBが大規模な企業システムにおける複数システム間I/Fとして有効機能する事をお話してきたが、M&A時の企業システム統合は、歴史も文化も異なる究極の複数システム間I/Fと捉えることができる。 ここでは、一般的なセオリーとしての“ビジネス統合スキームに従ったシステムの片寄せ”については説明を省略することとし、大規模システムを段階的に統合してゆく際に必須となるブリッジングに焦点を当ててみたい。図1は
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