SAPはソフトウェア、プラットフォーム、サービスを手掛ける企業として知られているが、今後はデータ提供事業も展開する。 SAPの最高デジタル責任者であるJonathan Becher氏は、同社がデータ提供事業に参入することを明らかにした。世界中のトランザクションの76%にSAPのシステムが関与しており、同社が多くのデータにアクセスできることを考えれば、今回の判断にマーケットが驚くことはないはずだと述べた。 具体的には、同社は新たなデータ提供サービス「SAP Digital Consumer Insight」を発表した。このサービスは従量課金制で、料金はデータファイル1件につき439ドル、5件で1429ドルとなっている。 SAP Digital Consumer Insightで提供されるデータファイルは、SAP傘下のSybase 365が収集したもの。同社は複数の大手通信事業者、ソーシャルメ
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