メタデータを添えて初めて意味のある情報となるのだ(性別区分“1“や部門コード”312”はさらにマスタテーブルを参照して意味が分かる)。 このようにメタデータとはデータを補足説明するデータである。企業に存在するあらゆるデータを眺めてみると、このメタデータにも類似性を見て取ることができる。 図1の左側は従業員台帳と給与明細の簡易な人事系サンプルデータモデルで、図中の四角で囲われたエンティティの中身は“メタデータ“で記述されている。ちなみに、メタデータ名の右側に()書きで記された”DD-XnnNN”はメタデータを完全にユニークに識別するために番号付けしたものであり、エンティティ略番”Xnn“に紐付いて付番されている。 このデータモデル上に記載されたメタデータを、再び、所属エンティティを意識せずに、データの型、桁数、及び原始的な意味が同一のものを”ドメインデータ”として括り出してみる。図1右下にD
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