Microsoftは、「HoloLens 2」を発表したMobile World Congress(MWC)で、別の製品も静かにデビューさせた。それは、生まれ変わった「Kinect」だ。 「Xbox」版Kinectは、モーションコントロールカメラおよびマイクで構成された実験的な製品だったが、2017年に生産終了を迎えた。Kinectの技術は、Microsoftが「HoloLens」ヘッドセットなどの開発を進める上で先駆的な存在となった。 このたび、HoloLens 2の発表とともに、Kinectが開発者向けキットおよびPC周辺機器の「Azure Kinect Developer Kit(DK)」として復活した。Azure Kinect DKはまた、PCを介さずにクラウドに接続して、コンピュータビジョン関連タスクの実行に使えるよう設計されている。現在、399ドル(約4万4000円)で先行予約