物流業界に様々なアプリケーションでサービスを提供しているHacobuと、多くの企業の基幹システム構築で有名なSAPが手を組んだ。 具体的には配送案件管理サービスMOVO Vista とSAP S4/HANAをAPI(Application Programming Interface)連携し、DX(Digital transformation)推進に向けて、これまでにない高い付加価値を生み出そうというものだ。そこには業界・会社を問わないDX特有の展望も示されている。両社の協業はなぜ生まれ、何を目指し、何を物流業界にもたらすのか。そして課題は何なのか。「2025年の崖」から落ちないためにどうすればよいのか。「目指す山の頂上は同じ」と語った2人、Hacobuの佐々木太郎CEOとSAPのクラウド責任者宮田伸一常務執行役員に対談してもらった。 取材:3月1日 於:SAPエクスペリエンスセンター 注)