ぼくが ひとりで あそんで いたらね。 ちょうちょうさんが とんで きたの。 ぼくの まえを いったり きたりして いっしょに あそぼう って とぶの。 ベンチの そばの ボールさんは なげてみて って ピカッと ひかったんだよ。 たのしそうに たのしそうに ピカッと ひかったんだよ。 そよ風さんも ぼくの あたまを なでて くれたの。 ふんわり ふんわり やさしくね。 きっと、 ぼくを だいじに だいじに してくれたんだね。 いっしょに はしろう って いって くれたのは じてんしゃさんの ベルの 音で、 お空を みてごらん おもしろい 雲が あるよ って おしえて くれたのは 背の たかーい でんしんばしらさん なんだ。 のらねこさんも どこかで やさしい おうたを うたって くれたんだよ。 こびとさんたちは 木かげで にっこり しながら そおっと そおっと ぼくを みていて くれた