トリノでの一世一代の舞いで、金メダルを獲得し国民的ヒロインとなった荒川静香さん、フィギュアスケートに国民的な関心を抱かせるようになった浅田真央、安藤美姫の両選手。彼女たちの銀盤での雄姿の陰には、様々な人たちの協力がある。そして、そこまで至るには多額のお金が必要になると言われている。では、我が子をフィギュアの女王に育てるためにはいくら必要なのか。「YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)」は、かつてフィギュアスケートの世界に身を置いたこともある元関係者に聞いた。 「年間3000万円」。一説にはオリンピック出場選手クラスで、そのくらいが相場とも言われる。スポーツとは優劣を決するものだが、本来参加するだけなら誰もが平等であることには違いない。しかし、門を叩くにあたって、これだけ敷居の高さを感じさせる競技は他にないだろう。 費用として必要になる項目を挙げると次のようなものがある。コーチレッスン