みなさんは「ボディポジティブ」という概念はご存知でしょうか。体型にも多様性を取り入れ、自分のあるがままの身体を愛そうというムーブメントです。太っているあるいは痩せている、背が低いあるいは高い、体毛があるもしくはない、傷跡がある、そうした個々の身体の違いをあるがままの個性として尊重することで世界はきっと前向きになるという、人間の新しい前進です。 野球界にもそんな「ボディポジティブ」の概念を広め、推進している球団があります。ご存知、埼玉西武ライオンズです。 近年の埼玉西武ライオンズは古くて遅れているものの象徴のように語られてきました。心ないインターネットでは本拠地メットライフドームを「隙間風吹く山小屋」だの「破れたバブルの夢の跡」だの「夏は暖房、冬は冷房完備でエアコンいらず」だのと揶揄されてきました。その結果、球団全体のイメージが昼でも日陰のメットライフドームよろしく薄暗いものとなっていました
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