「卒業生へのDVDプレゼントがエスカレートしている。もはや売り物みたいになってきている」――ある教員が、私にこう訴えかけてきた。担任から卒業生への記念DVDのプレゼントが、はやっている。さらには年々、つくりが凝るようになってきているという。 小学校では一部の児童の袴着用が「華美すぎる」と話題になっているが、じつは教員の間でも、卒業生へのサービスが過熱している。「担任が好きでやっているのだから、問題ない」という声も多いものの、そう簡単には片付けられない現実がある。 ■もはや商品? 卒業記念DVD画像はイメージ 「5、6年前はまだ少数派だったけど、いま自分の学校では3年担任はほぼ全員がつくっている」と語るのは、冒頭で紹介した現役の中学校教員だ。「見た目も変わってきていて、最初はDVDの表面は白無地だったけど、いつの間にか、表面にカラーで写真やイラストが印刷されるようになり、いまではジャケット付
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