津原泰水さんの『ヒッキーヒッキーシェイク』(ハヤカワ文庫JA/6月6日発売)について一言だけ。幻冬舎さんとの間で何があったかは、僕のあずかり知るところではありません。ただ、この小説の素晴らしさに、文庫版が世に出ないことがあってはならないと義憤のような感情に駆られたことは確かです。続 — 塩澤快浩 (@shiozaway) May 14, 2019 実際のところ、僕の文芸編集者生活20年の中でも指折りの作品であると確信しています。この小説が読者に受け入れられないのであれば、もはやこの世界に文芸なるものは必要なく、僕が編集者でいる意味もない。「人にこのような美しい感情を抱いてもらうことにこそ、文芸の価値はあるのだと」。続 — 塩澤快浩 (@shiozaway) May 14, 2019 というわけで、僕の文芸編集者としての矜持をこめて、津原泰水『ヒッキーヒッキーシェイク』文庫版には、次のような
東京・池袋で母子2人が死亡した交通事故で、暴走した車を運転していた87歳の男性を「逮捕しろ」という声が、ネット上では今なお止まない。 発生直後は、男性自身もケガをして入院したので、現行犯逮捕できる状況ではなかった。退院後、警察は任意で聴取を始めている。逮捕されていなくても、被疑者としての取り調べであることは疑いようもない。 年齢や退院時のおぼつかない足取りなどを見ても、逃亡のおそれはまずないという判断が間違っているとは思えない。また、警察はすでに現場検証を行い、関連車両のドライブレコーダーや周囲の監視カメラ映像などを集めるなど、さまざまな客観的証拠や目撃証言などを収集しているはずだから、罪証隠滅の恐れも低いと判断したのも、間違ってはいないだろう。 逮捕は懲罰の先取りではない そもそも逮捕は、被疑者が逃げたり証拠を隠滅したりして、適正な捜査・立件の妨げになることを防ぐためのもので、懲罰の先取
もはや炎上芸人と化した維新の会の参議院候補、長谷川豊の部落差別発言が再び炎上しています。詳細は以下から。 ◆長谷川豊の暴言と炎上が止まらない 「女が完全にとち狂って本能に支配され切って完全にクルクルパーにならないと子供産もうなんて思わない」発言が先日炎上したばかりの維新の会の参院選候補、長谷川豊の発言が再び大きく炎上しています。 この発言は2019年5月15日にYouTubeにアップされたばかりの講演会の動画。「女は3歩下がって歩け!」という言葉の「真意」を説明する下りで部落差別発言を行っています。 当該部分のみの切り取りはアンフェアなため、前後の文脈も併せて書き起こします。 日本には江戸時代にあまり良くない歴史がありました。士農工商の下にエタ・ヒニン、人間以下の存在がいると。でも人間以下と設定された人たちも性欲などがあります。当然、乱暴などもはたらきます。一族、夜盗郎党となって十何人で取
「振り込め詐欺は高齢者を狙ったもの」ーーー。 そんな思い込みがあったためでしょうか。お恥ずかしながらまんまと「振り込め詐欺」にひっかかりそうになってしまいました。 あまりにショッキングな出来事だったので、自分のフェイスブックに書いたところ 「自分も騙されないためにも、やり取りの詳細を教えて欲しい」とのメッセージを何件かいただきました。 確かに実際の出来事を発信した方が、被害者を出さないためにも必要と考え、こちらに投稿させていただきます。 思い返すとポイントポイントで「これまでの自分の経験」を上手く突くやりとりがあり、それが逆に相手を信頼することにつながっていました。その部分の心情もできるだけ詳しく書きますので、お読みいただければと思います。 まず電話があったのは、昨日(14日)の午前中です。 固定電話はFAX以外はほとんど使っていないので、通常は留守番電話にしてあります。 ただ、そのときは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く