夜間外出禁止令が出ているオランダ・ユトレヒトで、パトロールする警察官(2021年7月10日撮影)。(c)Jeroen JUMELET / ANP / AFP 【7月13日 AFP】オランダで新型コロナウイルスの新規感染者が急増し、ピーク時並みとなる中、マルク・ルッテ(Mark Rutte)首相は12日、感染対策の一連の規制を緩和したのは間違いだったと認め、謝罪した。 ルッテ氏とヒューホ・デヨンゲ(Hugo de Jonge)副首相兼保健・福祉・スポーツ相は9日、感染力の強い変異株「デルタ株」が若者を中心に流行していることを受けて、ナイトクラブの閉鎖など多くの規制を再導入した。 ルッテ氏はハーグ(The Hague)で記者会見し、「判断を誤った。可能だと思っていたことが、実際にはそうでなかった」と述べ、謝罪した。 11日には、2週間前は500人だった1日の新規感染者数が9300人以上となり、