ログイン前とログイン後でセッションIDが変化しない セッション固定攻撃が成立する最後の条件はログイン前とログイン後でセッションIDが変化しないことだ。セッションIDを変化させるためには明示的な実装が必要となるから、意識して実装されていない限り条件が成立する可能性は高いといえるだろう。 ほかの条件については、独自に機能拡張されたアプリケーションサーバやフレームワークを使用するなど、複雑な対策が必要となるが、最後の条件だけは、容易な実装で対策することが可能である。 対策: ・ログイン成功時にセッションIDを再発行する セッションIDを変化させるには、ログインが成功したらセッションIDを再発行させればよい。再発行の時点でセッションIDは攻撃者にとって未知の値となるため、セッション固定攻撃は成功しなくなる。具体的には以下のような実装となる。 /** ログイン処理を実行して成功したらセッションを再発
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