先日の連休に、蒲田だか青山だかよくわからんが、東京都の某所で文学フリマなどという催しが行われ、毎週がGWであり、毎日家に篭って、本を読んだり、喜多ちゃんを追い掛け回したり、足の爪の先っぽの白い部分をペリペリしたりと、孤独な生活を送っているとたまにどうにも人恋しくなったりするもので、誰か知り合いはおらんかねと、マヌケ面をぶらさげて、ノタノタ行ってみたところ、大学時代の知り合いが詩集を売っており、明らかに売れている様子が無く、本人にその気は無くとも本が売れぬことから生じる負のオーラが自然と漂い始め、その雰囲気が人を遠ざけますます本は売れない。僕としてもそのようなオーラの持ち主に近寄りたくはないので、なるべく向こうに気づかれないように通り過ぎようとしたのだが、一瞬だけ目が合ってしまい、そのことが何故だか無性に恥ずかしく、早歩きでその場を去った。こんなところにいては人間ダメになるばかりだな。大人し